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「お礼というのはなんですが、僕たちも出来る限りのことはサポートしますので。脚も怪我してなにかと不便かと思いますし」
「そんなこと…わたしは大丈夫ですよ？」
「Aヌナ、お願い。僕たちにサポートさせて下さい」
近くにいたジョングクさんが、ね？と寂しそうな顔をして言うから思わず頷いてしまった。
そうすればホッとしたような顔をみんなするから…
本当にいいのかな、なんて思いながらもそれで彼らの気持ちが晴れるならいいのかな、なんて楽観的に考えてしまった。
「じゃあ自己紹介するね！」
そう言って先程まで神妙な顔して話していたのが嘘かのように明るく話しかけてくる。
「最年長のソクジンです」
「あ、はい。ソクジンさん…」
先ほど謝罪したうちの1人がわたしの傍に勢いよく寄ってくる。
「ジンって呼ばれてるから、ジンオッパって呼んでもいいよ？」
「え？」
「Aヌナ気にしなくていいですよ」
すごくイケメンで笑顔も眩しくて素敵なんだけど、押しが強い人なのかな…距離も近いし。若干引いてたらジョングクさんが助け舟を出してくれた。
そして他の人たちも口々に名前を教えてくれんだけど、そんなにいっぺんに名前を覚えられる気がしない。
ちょっと待って。
「あは、Aちゃん混乱してる？」
「ごめんなさい、わたし人の名前覚えるの苦手で」
「少しずつ覚えていけばいいよ」
優しく話しかけてくれるのは最初に自己紹介してくれたジンさん。
うん、距離の近さも馴れ馴れしさも間違えないと思う。
「さすがに、僕のことは覚えた？」
そう言ってわたしの前にすこし不安そうな顔してやってくるのは…
「ジョングク！」
「えっ…」
「ジョングクさんはバッチリです」
なぜか、名前を呼んだら驚いた顔をしていた。
覚えてないとでも思ったのかな？
「目が覚めて最初に見た人ですからね」
「それ、雛の刷り込みみたいだね」
そう言って笑うのは、えっと…ジミンさんだったかな？
合ってるかどうか分からなくてなにも言えないでいるわたしに気付いたのか近付いてくる。
「僕はジミンだよ。同い年みたいだから、よろしくねA」
「え…？」
「あ、ヌナのことヒョンたちに話しちゃったんだ…勝手にごめんなさい」
「それで皆さん、わたしの名前を知ってたんですね」
ジンさんが妙に馴れ馴れしいなって思ったのは教えてもないわたしの名前を呼んでいたのも関係するのかもしれない。
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Yuki - ありがとうございます！では、遠慮なく、、、。本当に藍さんの作品に出合えてよかったです！無理せず更新頑張ってください！！！ (2019年1月30日 23時) (
レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - Yukiさん» いつもいつもyukiさまの温かいコメントにほっこりしていますので。いくらでもコメントして下さい！嬉しいので有難いです。もうすぐ1章終わりますので引き続きお楽しみください！ (2019年1月30日 19時) (レス) id: 7c0b28e720 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - みきさん» コメントありがとうございます。こちらまで読んで頂いて嬉しいです。もしかして、もしかしてです。もうすぐ明らかになりますのでお待ちくださいね。 (2019年1月30日 19時) (レス) id: 7c0b28e720 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki - いえいえ！逆に、コメントしすぎちゃうとダメかなって思って、でも藍さんとお話したくなっちゃって、、、笑笑 お言葉に甘えてこれからは毎日のように送っちゃってもいいですか！！！ウザかったら無視してくれちゃって大丈夫です！更新頑張ってください！ (2019年1月29日 22時) (レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - ずっとずっともしかして、と思っていましたが、ヒロインヌナ記憶がないですよね？でもふとした瞬間に体が動いてますね…そろそろ涙が止まらなくなってきました (2019年1月28日 23時) (レス) id: cd9810eca3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍
| 作成日時：2019年1月20日 1時
