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「おー行ってこい。ついでにもっと注文はいかかですか」
「店長…」
「え、じゃあなんかチキンとかないですか」
「ここはカフェなんでそういうもんはねぇな。あ、チキンサンドはあったか？」
突然わたしの後ろから店長が顔を出してそんなことを言う。行って来いって…いつのまにそんなに緩くなったの？そしてジョングクさんはまだ注文するの？
「やった。チキンサンド、美味しそう」
「…お昼まだだったの？」
「ううん、食べたよ。何で？」
それで今チキンサンド食べて事務所に戻ってからマフィンやら焼き菓子やらをまだ食べるの？ジョングクさんて育ち盛りなのだろうか。
結局ジョングクさんは店長に言われるままチキンサンドを3つも買って。更にチキンサンドと一緒に今飲むってコーラまで買って。それを食べながら2人でジョングクさんの事務所に向かってる。
食べるのに忙しいジョングクさんの手には7人分の飲み物とチキンサンドがある。器用にコーラまで持ってパクパクとチキンサンドを食べている。
そしてわたしの手にはそれ以外のマフィンやケーキ、焼き菓子が詰まった袋が。なんでわたしがジョングクさんと並んで事務所までお届けしているのだろうか。さっぱり分からない。
店長は一度にたくさん買ってくれるジョングクさんを気に入っているらしくて、また来いよ〜ってお客さんに向かってすごい口の利き方をしていた。ジョングクさんは気にしていなかったしいいのかな。
「あの、ジョングクさん」
「んー？」
チキンサンドを口いっぱいに詰め込んでわたしの方を振り向くから思わず笑ってしまった。
「リスみたいですね」
詰め込み過ぎたのかもぐもぐしたままで何を言っているのか分からない。
「ふふふ、飲み込んでからでいいです。あの、ジョングクさんは店長とお知り合いなんですか？」
「いっぱい注文してくれるからって僕、気に入られているみたいです。これからもAヌナに会いに買いに行く予定なのでもっと店長さん喜ぶね」
「あーうん…そうだね」
あの店長なら納得だ。もしかしてそれで店長はわたしに対して嫌味を言わなかったのだろうか。わたしが復帰する前からジョングクさんはお店に来ていたみたいだし。わたしと繋がりがあると知ったのかもしれない…
そうすればいろいろ納得がいく。それでもあの店長からしたら不思議に思うことが多いんだけど。もうそういうことだと思うことにした。
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Yuki - ありがとうございます！では、遠慮なく、、、。本当に藍さんの作品に出合えてよかったです！無理せず更新頑張ってください！！！ (2019年1月30日 23時) (
レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - Yukiさん» いつもいつもyukiさまの温かいコメントにほっこりしていますので。いくらでもコメントして下さい！嬉しいので有難いです。もうすぐ1章終わりますので引き続きお楽しみください！ (2019年1月30日 19時) (レス) id: 7c0b28e720 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - みきさん» コメントありがとうございます。こちらまで読んで頂いて嬉しいです。もしかして、もしかしてです。もうすぐ明らかになりますのでお待ちくださいね。 (2019年1月30日 19時) (レス) id: 7c0b28e720 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki - いえいえ！逆に、コメントしすぎちゃうとダメかなって思って、でも藍さんとお話したくなっちゃって、、、笑笑 お言葉に甘えてこれからは毎日のように送っちゃってもいいですか！！！ウザかったら無視してくれちゃって大丈夫です！更新頑張ってください！ (2019年1月29日 22時) (レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - ずっとずっともしかして、と思っていましたが、ヒロインヌナ記憶がないですよね？でもふとした瞬間に体が動いてますね…そろそろ涙が止まらなくなってきました (2019年1月28日 23時) (レス) id: cd9810eca3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍
| 作成日時：2019年1月20日 1時
