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「ジョングク……？」
ある日のこと。日本での収録活動を終えてホテルに戻ってきて疲れきってそうそうに寝てしまっていた。今日は昼間は握手会があったし、収録も長かったから。コンサートの時とは違った疲れがある。
目が覚めたら部屋は暗くて。ジョングクが居る気配はなかった。
オッパ達の所に居るのか、出掛けてるのか……それともまた1人で練習をしてる？
寝起きでまだぼーっとしているけれど、いろいろ考えが巡ればじっとはしていられなくて。マネージャーに連絡した。ジョングクが練習しているのであれば部屋を借りないといけないからマネージャーが知ってるはず。
最近のジョングクは前以上にもっともっとって気持ちが大きいような気がする。今日も番組の収録時も「もっと努力して成長したジョングクを見せます」とか「アミのみんなの為にもっともっと頑張ります」なんてコメントしていて。
もっと上手く、もっとしかりしなきゃっていう思いが強くて葛藤しているし、頑張り続けなきゃいけないっていう思いが強過ぎて見ていて不安になってしまう。
その思いが空回りしているような気がするのだ。ジョングクも確実なものが得られなくて、でも頑張るしかないからってひたすらに走り続けて……
「ジョングク……いつから練習してたの？」
「A……」
「もう休憩しよう。いくら足動かしてないっていっても、そんなに上半身ばっかり酷使してたら今度はそっちが悪くなっちゃうよ」
「その為に鍛えてるの」
マネージャーに聞けばやっぱりジョングクはトレーニングしてるって言ってて。でも声をかけられたのはもう随分前だと言っていた。きっとホテルに帰ってきてから直ぐに始めたのだろう。
足も負荷をかけないように筋トレしてるみたいだし、それ以上に上半身を鍛えているようだった。汗びっしょりで息を切らしているジョングクの姿を見て、なんとも言えない不安がまた過ぎる。
「今日はもう終わろう。ゆっくりストレッチしよ」
「……俺のことは気にしなくていいよ」
「気にするよ。わたしもストレッチしたいから一緒にしよ」
そっとジョングクの腕に触れれば、渋々重りを床に置いてわたしの方へ近付いてきた。
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jk - 大好きな藍さん。藍さんの小説が私の楽しい時間の１つです。これからも更新を楽しみにしています！ (2022年1月24日 23時) (
レス) id: 11363a0d46 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - みき(マルクル)さん» お久しぶりです！お返事遅くなってしまってすみません。そして大変お待たせしました。そう言ってくださる事が本当に励みになりますし、更新し続けられる活力になります。引き続き今まで以上にゆっくり更新になりますが、どうぞよろしくお願いします (2021年12月9日 22時) (レス) id: 10b94e4ad6 (このIDを非表示/違反報告)
みき(マルクル)(プロフ) - 藍さんのお話がまた読めて嬉しいです。ゆっくりで良いので、また楽しいお話を読み続けさせてください。 (2021年12月4日 1時) (レス) @page23 id: 61a241c77b (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - みんさん» ただいまです！お返事遅くなってしまってすみません。1番大好きだなんて！それなのに長い間お待たせさせてしまって…お気遣いもありがとうございます。引き続きよろしくお願いしますね (2021年12月3日 19時) (レス) id: 10b94e4ad6 (このIDを非表示/違反報告)
みん(プロフ) - おかえりなさい！！1番大好きな小説が帰ってきてくれて幸せいっぱいです(﹡ˆᴗˆ﹡)♡ゆっくり藍さんのペースで無理せず更新してくださいね( ¨̮ )♩ (2021年11月28日 17時) (レス) @page20 id: d0e84fc41d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍
| 作成日時：2021年11月20日 15時
