【JK】彼氏こそ貢ぐ対象です

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そんなわけで、Aさんとジョングクカップルの朝はこうやって始まります。

朝から色濃く突っ込みどころ満載な2人ですが、これが2人の日常なのです。

ちょっと変わった……いや、結構変わった彼女、Aさんとジョングクのお話はまだまだ始まったばかりです。









「ジョングクはそこにいてね。わたしが満員電車と痴漢からジョングクを守るから」

「いや、普通逆でしょ。いいから、ヌナは大人しくしてて」



電車1つ乗るにしても、Aさんは大騒ぎ。朝の通勤ラッシュで電車は超満員。そんな人混みからジョングクを守る盾になろうと必死です。

もちろん男で体格もしっかりしているジョングクに比べたらAさんはひ弱なので、あっという間に形勢逆転です。いつのまにか壁側に立たされてしっかりとジョングクにガードされております。



「はっ！こ、これは、所謂壁ドンってやつ……？」

「ただヌナのこと庇ってるだけだから。壁ドンだったら、もっと近いんじゃない？」



なんてジョングクが珍しくAさんの言葉に乗って、顔の横に腕をついて自身の顔を近付けていきます。



「ななななっ！じょ、じょんぐく！！顔が近いよ！」

「壁ドンなんでしょ？これくらいしなきゃ」



Aさんの反応ににやにやと笑いながら楽しんでいるジョングク。ヌナなAさんですが、こうやって初心な反応を見せてくるので、年下のジョングクくんは堪らないようです。



「なにこれ、ボーナスステージ？わたし課金してないけどいいの？」

「ねぇちょっと黙ってくれない？」



公共の場だろうと何だろうとAさんは通常運転です。

今日も元気に変人ぷっりを披露しながら、全身使って全力でジョングクを愛します。



「ジョングクのためならいくらでも貢ぐからね！」





01.ちょっと変わった彼女彼氏の在り方 fin


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02.世の中お金が全てなのです→←………

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