【BTS】カタストロフィー【JK】 (ページ11)

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TH「まじかよ…ナマエちゃん…」

呟くテヒョンに、ジョングクはうなずく

JK「うん…無言電話は毎日だし、隠し撮りもされてるみたいだし。昨日、警察行ってきた」
YG「芸能人ならまだしも一般人相手に悪趣味なやつもいるもんだな…大丈夫なの？ナマエちゃん」

ジョングクはなんとも言えない苦い表情を浮かべた。

JK「僕の前では強がってるけど、精神的に参ってると思います…許せないよ、犯人」

膝の上でぐっと拳を握りしめ、うつむくジョングク。メンバーも、それぞれに苦い表情を浮かべたままジョングクを見つめていた。

△▽△

簡易用のポストにガムテープを貼り付け塞いでも、カッターのような物で切られ、そこから毎日投げ込まれるのは宛名のない封筒。

いつ撮られたのか自分自身でもわからない、自分の写真。

「…も、やだ…」

外に出るのが、怖い。

家の中に居てもドアの隙間から、窓の隙間から、いつでも誰かに見張らているような不安が襲う。

「…グク……ジョングクっ…！」

１人、震える夜が続いた。