検索窓
今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:40,997 hit

どうか醒めない夢であれ ページ35

朝、カーテンの隙間からこぼれる光に起こされて目を開ける。

隣にいたはずのナマエの姿はもうなく、閉じられた寝室の扉の向こうから何かを焼いているような音と朝食のいいにおいが届いていた。

「…あれ、グクもう起きてたの?」
JK「うん、目さめちゃって」
「まだ寝てても大丈夫だよ?ちゃんと起こすから」

慣れた手つきで車いすで寝室へと来たナマエ。ベッドの上でぼーっとしていたジョングクを見て不思議そうな顔をした。

JK「ううん、起きる」
「そう?でもご飯まだ出来てないから、ちょっと待っててね。コーヒーいれる?」
JK「ん、僕がやるよ、ありがとう」

二人でリビングに向かえばそこには我が物顔でソファーに座ってコーヒーを飲むユンギ。
ジョングクはいつものことだと見て見ぬふりをして車いすをおしながらキッチンへと行って自分のコーヒーを持ってユンギの隣へと座った。

YG「ジョングガ、ヒョンにあいさつもなしか?お?」
JK「…なんでいるんですか二人の時間を邪魔しないでくださいおはようございます」
YG「朝に弱いマンネがちゃんと起きれるのはなんでなのか知りたくて通いつめてんだよ。朝早くてもスッキリした顔してるしな」

なんだそんなことか、とため息をつくジョングク。変わったことは何もないですよ、と零してからコーヒーを飲んだ。

そんなジョングクをみてユンギは何も知らないんだな、と笑ってみせた。

YG「お前、いつも起きてからどんな感じで過ごしてんの?」
JK「どんな感じ……起こしてもらって、すぐにご飯食べて、ゆっくり着替えて、コーヒー飲んで、飲み終わった頃にマネヒョンが迎えに来ます」
YG「それだよ、ジョングクが最近朝でもスッキリしてる理由」
JK「…え?」

ジョングクはユンギが何を言いたいのか分からなくて首を傾げた。

・→←丸まった背骨が愛してくれと叫んでいる



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (39 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
75人がお気に入り
設定タグ:防弾少年団 , BTS , ジョングク
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

noborders(プロフ) - 一気読みしちゃいましたー!更新待ってますので頑張ってくださいね! (2017年12月16日 7時) (レス) id: 9aa6e889b4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:リン | 作成日時:2017年11月24日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。