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「…グク…？なんで、」
JK「…結婚しよう、ナマエ」
「…けっ、こん…？」
ジョングクは腕の力を緩めてナマエの頬に指を這わせる。そして、愛おしそうにナマエを見つめて言った。
JK「家族になれば、迷惑だろうが重荷だろうが何の問題もないでしょ？」
「そんな…っ、駄目だよそんなの…！わたしのせいで、グクが…それにグクの仕事だって…」
もう一度抱きしめてみても、ナマエがジョングクを抱きしめ返すことはない。それでもジョングクは怪我が痛まないように優しく力を込める。
JK「…好きだよ、ナマエ。愛してる。何があっても僕の気持ちは変わらない」
「グク…」
JK「だから、結婚しよう。…ナマエは家族が怪我して、迷惑だなんて思う？重荷だって見捨てる？」
「…ううん、」
小さく首を横に振るナマエにジョングクは笑う。
JK「だから、僕はナマエの家族になるよ。僕に迷惑かけたくないと思うなら、その分笑ってくれたらいい。隣にいてくれるだけでもいいよ。そしたら、疲れも何もかも全部吹っ飛ぶから」
「…っ、グク……っジョングク、ありがとう…」
我慢していた涙が溢れ出す。それをそっと拭ってからもう一度告げた。
JK「ナマエ。結婚しよう？結婚して、僕の家族になってください」
「うん…よろしくお願いしますっ…！」
泣きながら頷くナマエ。その額に、涙に濡れる頬に、そっと口づけを落としていく。
JK「…愛してるよ、ナマエ。これからもずぅっと一緒にいようね」
そして重なった唇。
至近距離で見つめ合い、涙の味がするね、なんてお互い照れたように笑った。
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noborders(プロフ) - 一気読みしちゃいましたー！更新待ってますので頑張ってくださいね！ (2017年12月16日 7時) (
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作者名：リン | 作成日時：2017年11月24日 2時
