＊01 JiMin ページ27
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「はあ〜……」
「なーに、ジョングガ！溜息なんてついちゃって」
「溜息もつきたくなりますよ。これ、見て下さい」
宿舎のソファを陣取って寝転がっていたジョングクが悩まし気な溜息を漏らすから気になって見れば。
ひょいっと自分の携帯の画面を僕に見せてくる。
それを受け取って見れば、そこには可愛い可愛いAがいた。
「え！A可愛い！どうしたの、これ」
「この前、撮影が機材の不調で延期になったじゃないですか」
「ああ〜そんなこともあったね」
「その時にスタイリストヌナ達が暇だからってAで遊んだらしくて」
「へえ〜確かに偶にAはヌナ達の着せ替え人形になってるよね」
勝手にジョングクの携帯を奪って画面をスライドさせれば、他にもAの可愛らしい写真があったので、次々と見ていく。
あれ？
でもなんでこの写真を見ててジョングクは溜息なんてついてたんだろう。
変な写真でもないし。むしろ可愛いくていい写真なのに。
「ジョングクは、これ見てなんで溜息ついていたの？」
「ジミニヒョンには分かりませんよ」
「はい？」
「はあ……」と溜息をつかれながら言われる言葉に。なんだか馬鹿にされた気がする。
「Aがこんなに可愛いんですよ」
「うん、そうだね」
「これ以上俺を惑わせてどうするつもりだと思います？」
ああ、こいつ馬鹿だった。
Aが可愛いことなんて前から分かっていたことだし。
まあジョングクは当初Aに興味なんて示してなかったからしょうがないのかもしれないけど。
今更Aの可愛さを認識してそんな憂いでるわけ？あほじゃない？
「惚気はいいから」
「惚気じゃないです。この可愛さをどうやって守っていけばいいのかっていう悩みです」
「そんなこと心配しなくてもジニヒョンが全力で守ってくれるよ」
「むしろジニヒョンからも遠ざけたいんですが」
「それは無理だね。ヒョンはジョングクより前からAのナイトなんだから」
「……でも、今は俺のなんで」
Aに対して無関心だった時期があることはジョングク自身も自覚しているから。
だからこそ悩んでいるというか、自己嫌悪に陥るんだろうけど。
でもしょうがない。
Aが可愛いのも、Aを守らなきゃいけないことも、僕達ヒョンはずっと前から分かっていたこと。
ジョングク、今更なんだよ。そんなことは。
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藍(プロフ) - 咲さん» お返事遅くなってしまってすみません。そして不快な思いをさせてしまって申し訳ないです。ただネガティブ設定なのがこのマンネちゃんですので、もし合わないようでしたらこの先はあまりお勧めできません。ここまでお読み頂いてありがとうございました (2021年2月21日 21時) (
レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
咲 - 主人公がネガティブすぎてイライラしてきました、、 (2021年2月4日 10時) (レス) id: 13ed79e527 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - ちさん» わあ！！ちゃんとこの世界観を保ったままのお話をお届けできて安心しました！わたしもこの2人を書いている時は幸せになります。こちらこそ素敵なお言葉をいつもありがとうございます！そしてお気遣いまで頂いて感謝です。来年もよろしくお願いしますね！ (2020年12月31日 9時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
ち(プロフ) - ひさしぶりの可愛い2人を見れて幸せです！この作品、周りのお兄ちゃんたちも優しくて大好きです^_^毎回楽しませてくれてありがとうございます！！これからも藍さんのペースで活動なさってくださいね(*^^*) (2020年12月30日 3時) (レス) id: 7a71588492 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍
| 作成日時：2020年12月29日 18時
