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「え、こいつ？」
「Aは大丈夫なの？」
オッパ達は戸惑いながらもわたしたちの傍へ近付いてくる。
解放されたわたしの赤くなった腕をそっとジョングクが撫でる。
「痕にならないといいけど……」
悲しそうにぽつりと漏らすジョングクに大丈夫だと伝えようと思ったら、ふわりと温もりに包まれて開いた口を閉じる。
「良かった……Aが無事で」
ジンオッパだった。
「ジョングクもこの場所を教えてくれてから連絡つかないから気が気じゃなかったんだからね」
わたしの前にいたジョングクとわたしを一緒に抱き寄せて泣きそうな声でそう伝えてくれるオッパに小さく謝る。
ジョングクも同じように謝っていれば、さらに後ろから温もりに包まれた。
「本当に怪我とかなくてよかった」
今度はナムジュンオッパだった。
オッパの腕は少し震えていて、それだけ心配をかけてしまったと分かって胸が苦しくなった。
その後もオッパ達が抱きしめてくれた。
「A、オッパと約束したよな？無理はしないって。誰かに言うんだぞって」
わたしたちを抱きしめながらナムジュンオッパが怒ったフリをしてそう言い始めれば、他のオッパ達も同じように口を開いた。
「本当にAは無理しすぎ」
「何でも溜めこんじゃだめだろ〜」
「どれだけ心配したと思ってるの？」
こつんとわたしのおでこを突きながら言うユンギオッパ。
いつも以上に明るい声で言うホソクオッパに、泣きそうになっているジミンオッパ。
そんな姿を見てまた泣きそうになってしまった。
「まあ何かあるってことは気付いてたけどな。それでも俺達はAに相談してほしかったな」
「オッパ達のことが信用できない？」
ナムジュンオッパの言葉に続いてジンオッパが顔を覗き込みながら聞いてくるから慌てて首を振る。
「それじゃあ相談してほしかったなあ〜Aのオッパなんだから遠慮することないのに」
そう言って不貞腐れた顔をするのはジンオッパの優しさ。
無茶なことをしたわたしを咎めないで、そうやって優しさで包み込んでくれる素敵なオッパ達。
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藍(プロフ) - 咲さん» お返事遅くなってしまってすみません。そして不快な思いをさせてしまって申し訳ないです。ただネガティブ設定なのがこのマンネちゃんですので、もし合わないようでしたらこの先はあまりお勧めできません。ここまでお読み頂いてありがとうございました (2021年2月21日 21時) (
レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
咲 - 主人公がネガティブすぎてイライラしてきました、、 (2021年2月4日 10時) (レス) id: 13ed79e527 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - ちさん» わあ！！ちゃんとこの世界観を保ったままのお話をお届けできて安心しました！わたしもこの2人を書いている時は幸せになります。こちらこそ素敵なお言葉をいつもありがとうございます！そしてお気遣いまで頂いて感謝です。来年もよろしくお願いしますね！ (2020年12月31日 9時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
ち(プロフ) - ひさしぶりの可愛い2人を見れて幸せです！この作品、周りのお兄ちゃんたちも優しくて大好きです^_^毎回楽しませてくれてありがとうございます！！これからも藍さんのペースで活動なさってくださいね(*^^*) (2020年12月30日 3時) (レス) id: 7a71588492 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍
| 作成日時：2020年12月29日 18時
