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ああ今日も自分の駄目さに落ち込む。
やっぱりもっともっと体力をつけないといけない。いつになったら1日フルで練習しても脚が震えなくなるのだろう。ダンスだってもっともっとレベルが上がっていくと思うのに。このままでは駄目だ。
シャワーを浴びながら涙が溢れてくる。シャワーの水なのか涙なのか分からないけど顔はぐちゃぐちゃで。早く涙止まってって思うけれど自分の意思ではどうにもならくて。暫くそうやって泣いていた。
涙は止まったけれど酷い顔。鏡の中の自分を見つめて深い深い溜息をつく。
思い返すのは練習室での出来事。疲れてふらふらになっていて、脚が震えてうまく歩けなかった。でもなんとか隠していたはずなのに。
いつも通りホソクオッパには居残りは禁じられ。ジミンオッパと一緒に帰ることになった。
「ジミニヒョン、A倒れそう」
「え？」
突然、腕を引かれてフラつくがすぐに逞しい腕に支えられる。ふわっと鼻をかすめた香りにジョングクだってすぐに気付いた。
気付いたけれど驚いて何も言えなくて。同じように驚いてはいたけれど、ジミンオッパがすぐにわたしの傍に寄ってきた。
「A大丈夫？脚震えてるね。気付かなくてごめんね」
「いえ……あの、大丈夫です」
「無理しないで。そのままジョングクに運んでもらいなよ。ね？」
オッパはジョングクにそう言って、ジョングクはもちろんって感じでそのままわたしを支えたまま歩き出した。
ジョングクの支えがないと歩けないほど限界を迎えている自分が情けなくて。でもジョングクに気付いてもらえて、こうやって助けてくれることも嬉しくて。やっぱり感情はぐちゃぐちゃで最終的には苦しくなった。
「はあ……」
再び深い溜息をついて自分の部屋へ向かう。そこにはジョングクが待ってたようでわたしの部屋にいた。
「A、脚大丈夫？」
「じょん、ぐく……うん、大丈夫。ごめんね、疲れてるのに迷惑かけて」
「別に……いいけど。顔凄いけど、泣いたの？」
ああ自分の顔の酷さを忘れていた。絶対に見られたくない人に普通に見せてしまった。何も言えずに俯けばジョングクは顔を覗き込んでくる。優しい顔して優しい声でわたしの名前を呼ぶ。
お願い止めて。そんな優しさを向けられたら本当に我慢できなくなるから。
心配したジョングクはわたしの身体を支えて部屋まで連れて行ってくれる。
そんなジョングクの服を掴んで口を開く。
「す、き……好きなの」
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黄金マンネペン - 今さら、コメントなんですがテテの呼び名は、テヒョンで最後にンのパッチムがあるのでテヒョニではなくテヒョナですよ! (2019年9月11日 18時) (
レス) id: efec188059 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - めろんさん» またコメント頂けて嬉しいです。そんな素敵なコメントを頂けるので毎日更新しようって思えるんです。本当にありがとうございます。これからもまだまだ引っ張っていこうと思っていたのでそう言って頂けると心強いです笑 (2018年10月9日 19時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - kyungsoo_112_さん» そんな嬉しいお言葉を頂けるなんて！有り難いです。嫉妬グクおいしいですね。ぜひぜひ書いてみたいので、参考にさせてもらいますね。 (2018年10月9日 19時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
めろん - こんばんは。毎日更新されててすごいです、楽しみにしてるのでとても嬉しいです。このもどかしい感じ…最高です！！！！どんどん引っ張ってどんどん焦ったくしてほしいです！！！！笑 (2018年10月8日 23時) (レス) id: bcc0b9c506 (このIDを非表示/違反報告)
kyungsoo_112_(プロフ) - 本当に毎日このお話が更新されてるのを楽しみに生活してます！笑笑なんか主人公が他のグループの男の子と仲良くして嫉妬して怒るグクとか見たいです！また機会があればお願いします！無理言ってすいません (2018年10月8日 14時) (レス) id: 304f107089 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍
| 作成日時：2018年9月25日 21時
