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「ほら、おいで」
わたしの抵抗虚しくジンオッパに手を引かれ、キッチンに連れて行かれてしまった。
正直、疲れすぎて食欲はなかった。わたしが求めているのは食事より睡眠。
でもきっとジンオッパはそれも分かっていてわたしにそう言っているのだろう。
ナムジュンオッパがわたしの体調を心配してくれるオッパならば、ジンオッパはわたしの食事を心配してくれるオッパだった。
有り難いことにわたしはそうやってオッパ達に心配してもらって、支えられている。
「もう僕もへとへとだし、何か作る余裕ないから出来合いのものだけど」
「ありがとうございます。それだけでも十分だよ」
「うん。Aもへとへとで食欲ないだろうから、お粥にでもする？美味しいの見つけたんだ〜」
そう言ってジンオッパも優しい笑みを向けてくれる。
本当にわたしはいいメンバーに恵まれたと思う。
わたしには兄弟がいないから分からないけれど、きっとお兄ちゃんがいたらこんな感じなのだと思う。
食べやすいようにとお粥を作ってくれて、結局わたしは全部は食べれなかったけれど。それでもジンオッパは嬉しそうにわたしが食べているのを見ていた。
ジンオッパは「へとへとで僕も食べる気力ない」って言いながら、わたしの分のお粥を食べてもまだ物足りなくて結局チキンを食べてた。
わたしはそれを見ているだけでお腹がいっぱいになってしまった。
オッパ達はわたしをとても可愛がってくれる。
最初はそうではなかったけれど……わたしもそうだけれど、オッパ達も唯一のヨジャメンバーのわたしをどう扱えばいいのか分からなかったのだと思う。
わたしも女ひとりでどうすればいいのか分からなくて、最初は誰ともまともに会話ができなかった。
人付き合いが得意な方ではないので自分から話しかけることもできなくて。それに一番練習生の期間が短くて、実力も一番っていうわけじゃないから負い目もあって。
デビューしてからは無我夢中だった。
でもオッパ達が少しずつ話しかけてくれて、今は本当の妹のように接してくれる。わたしが彼らをオッパと呼んで甘えられるようになったのもオッパ達のおかげ。
だからわたしはオッパ達に迷惑をかけないように生きていこうと思っている。
置いていかれないように必死にダンスの練習して、体力をつけて、筋トレもして。心配かけないように、倒れたりとかしないように気を付けて。
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黄金マンネペン - 今さら、コメントなんですがテテの呼び名は、テヒョンで最後にンのパッチムがあるのでテヒョニではなくテヒョナですよ! (2019年9月11日 18時) (
レス) id: efec188059 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - めろんさん» またコメント頂けて嬉しいです。そんな素敵なコメントを頂けるので毎日更新しようって思えるんです。本当にありがとうございます。これからもまだまだ引っ張っていこうと思っていたのでそう言って頂けると心強いです笑 (2018年10月9日 19時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - kyungsoo_112_さん» そんな嬉しいお言葉を頂けるなんて！有り難いです。嫉妬グクおいしいですね。ぜひぜひ書いてみたいので、参考にさせてもらいますね。 (2018年10月9日 19時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
めろん - こんばんは。毎日更新されててすごいです、楽しみにしてるのでとても嬉しいです。このもどかしい感じ…最高です！！！！どんどん引っ張ってどんどん焦ったくしてほしいです！！！！笑 (2018年10月8日 23時) (レス) id: bcc0b9c506 (このIDを非表示/違反報告)
kyungsoo_112_(プロフ) - 本当に毎日このお話が更新されてるのを楽しみに生活してます！笑笑なんか主人公が他のグループの男の子と仲良くして嫉妬して怒るグクとか見たいです！また機会があればお願いします！無理言ってすいません (2018年10月8日 14時) (レス) id: 304f107089 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍
| 作成日時：2018年9月25日 21時
