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ホソクオッパはもちろんのこと、ジミンオッパも自分のパートだけじゃなくて全体の流れもちゃんと掴めてて。そうやってアドバイス出せるぐらいで。
そういうのを目の当たりにすると、やっぱりわたしはまだまだ未熟で。もっともっと努力しなきゃって強く思う。
「今更フォーメーション変えるのはどうかと思うし、早く動いた方がいいんじゃない？」
わたし達の話を聞いていたジョングクがそう言う。それにホソクオッパが少し考えて口を開く。
「そうだよね〜A、ちょっとやってみよ。ワンテンポ遅れてるだけなんだよね？」
「う、うん……どうしてもズレちゃうからわたしのタイミングが間違ってるのかなって思ってたんだけれど……」
「大丈夫、大丈夫。そんな不安がらなくていいから。ジミンとジョングクも一緒に踊ってくれる？」
「いいよ」
そう言ってホソクオッパが優しく導いてくれる。
何度か4人で合わせてみて、どうにかタイミングを合わせることができた。
意識しないとまだ上手くいかないから自然にできるようにしないと。
でもまだ不安要素があるのはここだけじゃなくて。1つずつ潰していかないといけない。
ちゃんと踊れるようになれないと歌うこともできない。一応、わたしはメインボーカルの1人なのに。歌えないじゃ駄目だ。
その為にもまた体力もつけなきゃいけない。1曲踊って歌うだけでこれだけ体力消耗してたら、次の曲まで続かない。
「じゃあ今日は終わりにしよ！お疲れ！」
長い長い練習時間が終わった。だいぶ様になってきたけれど、それでもまだまだ。居残りしようかどうか迷っていたら、やっぱりすかさずオッパに止められた。
「はい、Aは帰るよ〜」
「でも……」
「帰るの。不安要素あるところは俺に聞いただろ？他の所も見てたけど、問題ないから」
「だけど、オッパやジョングクとは程遠いから……」
「まだ時間はあるから今の段階で十分及第点。タイプが違うんだから俺を目指さなくてもいいんだよ？」
聞き分けの悪い子どもに言い聞かせるみたいにホソクオッパはわたしの頭に手を当てて、覗き込んでくる。それがちょっと悔しいなって思う。
でも及第点って言われたことも嬉しくて。それを素直に出せない自分がまた嫌になる。
「今日は俺も帰るし、宿舎戻ってゆっくりしよ〜」
オッパに腕を引っ張られて練習室を後にすることしかできなかった。
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黄金マンネペン - 今さら、コメントなんですがテテの呼び名は、テヒョンで最後にンのパッチムがあるのでテヒョニではなくテヒョナですよ! (2019年9月11日 18時) (
レス) id: efec188059 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - めろんさん» またコメント頂けて嬉しいです。そんな素敵なコメントを頂けるので毎日更新しようって思えるんです。本当にありがとうございます。これからもまだまだ引っ張っていこうと思っていたのでそう言って頂けると心強いです笑 (2018年10月9日 19時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - kyungsoo_112_さん» そんな嬉しいお言葉を頂けるなんて！有り難いです。嫉妬グクおいしいですね。ぜひぜひ書いてみたいので、参考にさせてもらいますね。 (2018年10月9日 19時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
めろん - こんばんは。毎日更新されててすごいです、楽しみにしてるのでとても嬉しいです。このもどかしい感じ…最高です！！！！どんどん引っ張ってどんどん焦ったくしてほしいです！！！！笑 (2018年10月8日 23時) (レス) id: bcc0b9c506 (このIDを非表示/違反報告)
kyungsoo_112_(プロフ) - 本当に毎日このお話が更新されてるのを楽しみに生活してます！笑笑なんか主人公が他のグループの男の子と仲良くして嫉妬して怒るグクとか見たいです！また機会があればお願いします！無理言ってすいません (2018年10月8日 14時) (レス) id: 304f107089 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍
| 作成日時：2018年9月25日 21時
