モテモテキム君の恋愛事情 (ページ5)

今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:31,885 hit

5 ページ5

・

「どうしてここにいるんですか？」

一生懸命テーブル拭きをしていた彼の正体は

パクジミン

ｼﾞﾐﾝ「Aちゃんこそ！俺は夏休みにここ見つけて、雰囲気いいお店だなーって思ったからバイト申込みしたの！」

私を見つけるなり駆け寄ってきて隣に腰を下ろすパク君

「私はもうずっと前からここの常連です」

ｼﾞﾐﾝ「へー、俺こんないいお店今まで知らなかったこと損したよw」

まぁ、確かに

「親友さん、今日は一人で帰ってましたよ」

ｼﾞﾐﾝ「そうそう、今日は学校終わってすぐ入れてたから！置いてきちゃったw」

ハハハっと細い目をさらに細めて笑う彼

彼も、キム君と同様モテるであろうルックス

お互い全く違うタイプのモテ要素を持つ２人

まぁ、あなたのお陰であたしはキムテヒョンという人に捕まったんですけれども……

ｼﾞﾝ「ジミナー！サボらず仕事しなさい！」

奥から仕事を終わらせて出てきたジンさんに怒られて、いそいそと仕事に戻るパクジミン

怒るっていっても、顔は半分笑ってるんだけどね

ｼﾞﾝ「Aちゃん友達？」

「私の隣の席の子です」

ｼﾞﾝ「へー、そんな偶然もあるもんだね。」

ほんと、世間の狭さを改めて感じる。

「そう言えばここってバイト雇ってたんですか？」

いつもここはソクジンさんが一人でやってるイメージが強くて、

バイトらしき人を見かけたことがなかった。

ｼﾞﾝ「いや、募集はしてなかったけど向こうから言ってきたから雇ったの」

え、そんなのあり？w

ｼﾞﾝ「まぁ最近お客も少し増えてきたし、丁度いいかと思ってね！」

「そうだったんですか」

お客が増えてきたのはいい事なのかもしれないけど、あたし的には増えないで欲しいって言うのが願望

お客さん増えちゃったら、ジンさんに相談出来なくなっちゃうかもしれないじゃん？

でもこうしてパク君がバイトに来るみたいに、少しずつ有名になっていくのが普通なのかも知れないけど。