幼馴染という首輪 (ページ21)

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嫉妬　１ページ21

JM「それでね、今度僕の会社のモデルになって欲しいって声があって。Aはどうしたい？」

JM「A、嫌なら別に嫌っていっても良いんだけどどうする？」

JM「．．．A？」
考え事をしていると周りがみえなくなるというのは本当のようで
オッパが立ち止まるのと反対に私は歩き続けているから繋いだ手が離れた感覚で私は初めて意識を今に戻した

『あれ、オッパ？どうしたの』
振り返ると数歩前にオッパの姿があった。もう数分でオッパの家だというのに一体どうしたのだろう？
オッパは何だか複雑そうな顔をしていたけど深呼吸をした後私のまん前まで来ると私の頭を撫でながら

JM「ごめんね、考え事してて。デザート用意できてなかったなぁって．．．コンビに寄って帰っても良い？」
と聞かれた。断る理由も無いので、二つ返事で返すと微笑み私の手を取ってまた歩き出す
また合コンの事について考えようとしたけど、オッパが普段より早く歩くから自然と私も早歩きになって
考えれる余裕は無くなった数分してコンビニについたオッパと私だけど
私自身は何も買う予定が無いので入った瞬間オッパの手からすり抜けて真っ直ぐにイートインコーナーへと向かう
勿論シアンに返事をする為に。家についてからでも良いかもしれないけど決心が鈍らないようにする為だ

【シアン、さっきの話なんだけど】
送ると数分でつく既読

CAN【途中で帰っちゃってごめんね。それで？】

【行こうかなって】

CAN【お、決めたんだ？いいこといいこと】

【うん、でも今回はオッパに言えないから服とかシアンに相談したくて】

CAN【任せな～ってことは先輩には言ってないの？】

【流石にね．．．いえないでしょ。これは叱られる確定だしね】