welcome to instagram! 2 【TH】

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韓国での仕事を終え、日本に帰国する日















結局、テヒョンさんにはあれから会えていなくて
返事も出来なかった














SG「空港着いたか？日本着いたら連絡して」














貴方「はい。ユンギさん、2週間お世話になりました」














SG「はいよ。って言っても、どうせまたすぐ韓国来るんだろ？」












貴方「はい。笑 予定が分かったら連絡しますね」














ユンギさんと電話をして、無事に帰国できることを伝える

今日はBTSさんは遠方での撮影らしく、朝から忙しくしているらしい
そんな中で電話をしてくれるユンギさんに申し訳なさが募る













貴方「じゃあユンギさん、お仕事頑張ってください。」













SG「おぉー。Aもな」












通話が終わるとすぐに私が乗る便の案内放送がかかる
キャリーバッグを引いて搭乗口に行こうとすると
再び震えるスマホ












"テヒョンさん"













久しぶりのその名前に、一気に体温が上がる














貴方「…もしもし、」














TH「A、今日日本に帰るって、ほんと？」














低い、テヒョンさんの声
耳元で聞こえるそのトーンに
むず痒い気持ちになる












貴方「…はい、」














TH「…そっか。」












今にも終わってしまいそうな言葉のキャッチボールに
もう、会えないんじゃないかなんて、不安になる














貴方「…テヒョンさん、私」


TH「A」















TH「次韓国に来たら、俺に一番に連絡して。
…あの日の返事、ちゃんと会って聞きたいから」













貴方「…テヒョンさん」















TH「次Aが俺に会う時までに、もっとカッコいい男になるから。Aが惚れちゃうくらい。俺に一目惚れするくらい。…だから、それまで俺のこと忘れないで」











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