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SG「…あー、聞こえますか？」










貴方「、はい！聞こえます」










SUGAさんが帰国して2日
隔離が始まってさっそく暇になったらしい











やっとコラボの話が進むんだ、実現するんだと思うと
自然と心が躍る












1年間ずっと韓国語に触れてきた
仕事以外は韓国語の先生と韓国語でずっと会話していたし韓流ドラマも書物もたくさん見た










初めての実践の相手がまさかBTS様とは











SG「あーそんなに固くならないでください。笑
1年で韓国語そんなに上手になるんですね？凄いです」









貴方「わ、ありがとうございます！
SUGAさんとのコラボ、すごく楽しみにしてたので
頑張りました。笑」









SG「、ありがとうございます。笑」










SUGAさんは気難しい人かなと思っていたけど
意外と笑うし、大人の雰囲気がすごい









SG「まず根本的なことなんですけど、
歌詞は今のところ日本語と英語を織り交ぜて作りました
自分でも傑作並みにはいい歌だと思います」










別の端末に送られてきたデモを聴いて、
初めて聴いたのに脳から離れないリズムと歌詞にすごく
感動した










貴方「…こんな良い曲を私に？
なんか、泣きそうです」










深く語ると泣きそうになって、
こんな単純な感想しか出なかった










SG「ははっ、ありがとうございます
Aさんの歌は僕もよく聴いてるんです。
何曲か自分で作詞してますよね？
僕もAさんを尊敬してます」










貴方「わ、本当ですか？ありがとうございます、嬉しいです…」










あのSUGAさんに聴いてもらってるなんて
歌手として誇らしいよ…









SG「次にこの歌のコンセプトなんですけど…Prrrrr
…あぁすいません、えぇっと、コンセプトPrrrrrrr」










…なんだかさっきから着信がすごい










SUGAさんは着信が鳴るたびに顔を顰めては切って
話を進めようとする。
それでも鳴り続ける電話










なにか大切な用事でもあるのかな…？











貴方「あの、出てもらって大丈夫ですよ！
時間はまだありますし」










SG「あぁそうですか？
…すみません、ちょっと出ますね」












そう言って電話に出たSUGAさん
…あれ、マイクオフにし忘れてる？











貴方「…あのSUGAさ「もしもし、なんだよテヒョナ」
…え、」












…テヒョナ、…テヒョンさん？












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