【HS】Datura 2

71.壇特(passionate) ページ21

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何を聞かれているのかよく分からない。でも返事を出来ずにいると、何度も気持ちいところを擦り付けてきながら聞いてくるホソクは意地悪だ。


「な、なに……っ……ふぁっ！あっ！」

「だから俺だけ？俺しか要らない？」

「ぁ……ほ、ほそ……く、だけ、っ……ほそっ……がいいのっ……！」

「ふっ……かわいい。じゃあもっと俺で気持ち良くなって」


そう言ったかと思ったら中の指の動きが早くなって、一瞬で上り詰めてしまった。そのまま指が抜かれて漸くまともに呼吸ができるようになって、浅い呼吸を繰り返す。

その間にホソクも服を脱いでいて、気付けばぬちゃりとぐちゅ ぐちゅなところにホソクのものが宛がわれていた。


「ひっ……ぁ、ああっ……！」


ああホソクのものが中に入ってくるって思った瞬間には、ごちゅん、と奥まで入っていて。目の奥がちかちかして、それだけで身体が震えてまた達してしまったことが分かる。


「A、挿れただけでイっちゃったの？かわいい……」

「んぁっ、あぁっ……ぁ、や……だっ……て、おく、まで……やぁっ！」

「おくっ、が……きもちい、んで、しょっ……！」

「っ……ひあぁっ……！や、まっ、や、あぁっ……！」


遠慮なく何度も奥をぐりぐりと擦り付けるように突かれて、きゅうきゅうとわたしの中が締め付けていることが分かる。それに合わせて余裕そうだったホソクの顔も苦しそうになって。時折ぎゅっと目を瞑って快楽に耐えている姿がとても色っぽかった。


「あ、だめ、……っ、また、き、きちゃ……っああっ……」

「いい、よっ……何度でも、イってよ。俺だけで、っ……気持ちよく、なってっ……！」


だめ、待って、と繰り返すわたしの腰を掴んで更に奥へと突き上げてくる。同じところばかりでまたぎゅうっと中が締め付けられたのが分かった。


「っ……く、……しめ、つけすぎ……っ」


苦しそうな、でも恍惚としたホソクの顔が綺麗で。そんな姿を見れる優越感と満足感に満たされるものがあって。それと同時に襲いかかってくるとてつもない快楽がまたわたしの全身に駆け巡って、震えながら何度目か分からない絶頂を迎えた。


「ひああっ！まっ……いった、ばか、り……だか、ら……っ！」

「ごめ、おれ……まだ、イってないから……っぁ……」


さっきよりも律動を速めて何度も奥まで打ち付けてくる。また上り詰めるのが分かり、びくびくと自分の身体が震えたのと同時に、奥に熱が放たれたのが分かった。


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