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18. JMside ページ21

日本での3日間の活動が終わって
韓国に帰国する日。






今では空港に出待ちしてくれる人までいて

幸せなことだなぁと感じる。






人混みの中をすり抜けてバンに乗り込む。






YG「Aに会ったんだろ?2人とも。」






JM「はい、テヒョナと行ってきました。
ユンギヒョンは会いにいかなかったらしいですね?」





YG「うん。なんか、悪くてさ。」






TH「というと??」






前に座るテヒョナが話に入ってくる






YG「ほんとは日本、行きたくなかっただろうし、
俺だけ好きなことやって残ってるとかさ、申し訳なかったし、胸糞悪くてさ」





JM「でも、ヒョンにも会いたかったと思いますよ」





TH「会ってあげたら良かったのに」






YG「…」






ユンギヒョンと仲良しだったAは、ヒョンに気を使うようになり、それがぎこちなくなったユンギヒョンはAとあまり会話をしなくなった。






お互いに会って話したいだろうに…

兄妹って、分かんない。笑







YG「あいつが元気で頑張ってるならいいんだ」







JM「ちゃんと元気で頑張ってますよ。」






YG「それよりジミナ、Aとどうなんだ?」






JM「ど、どうって…?」






YG「え?今更口にしたくないんだけど?」






分かってる。

ユンギヒョンが僕の気持ちに気付いてたのは

ずっと知ってる。僕も別に隠してたわけじゃない。



でもそれ、テヒョナの前で言っちゃダメじゃん?






TH「ジミナ、Aとなんかあったの…?」






JM「、なんもないよ、っ!」






YG「あいつのことも分かってるよ、俺。」



なんて小声で僕にだけそう言った。

ユンギヒョンはいつも寝てばっかりだと思われがちだけど、実はメンバーのことよく見てるし、夢に向かって必死に頑張る人だってこと、僕も知ってる。
(たしかによく寝るけどね笑)

だから、テヒョナもAのこと好きってこと
早い段階で気付いていたらしい。





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作者名:くおら | 作成日時:2018年4月1日 9時

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