匂 わ せ 。

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鈍い音と共にコップが傾き、


目の前にある驚いたグクの顔




そして私を静かにみつめるテヒョン



「…、ごめん」




きょとんとした顔でテヒョンをみつめる私達。



「Aびっちょびちょじゃん！」




まあなんと残念な事に水が掛かってしまった


おかげで服が肌に引っ付いてます





『私のことはいいからオーダーしよ？』




未だテヒョンは放心状態で


ソナはオーダーのボタンを押して


グクはテヒョンを見つめている…、？


いや睨んでるのかな



するとそこに店員さんが来た。


全部ソナが頼んでくれたみたいだ



「ヌナ、大丈夫ですか？」



さっきまでテヒョンを睨みつけていたグクがこちらをみた。




『うん、大丈夫だよ』



グクがソナとテヒョンと話し始めたので、



スマホを取り出しなんとなくインチュタをみる






あれ、
これあげられたのさっきじゃん








kim_taehyung 17分前



こいつうるさいんだけどㅋㅋ









ソナの写真がストーリーに上がっている



私を切り取って、だ。



まさか匂わせ現場に居合わせるとは思わなかった




軽くため息をついた。




「いやここは絶対これです！！




ですよね！ヌナ！！！！！」




はっとしてグクをみると威圧の凄い顔をしている




『え、ええと？』



とりあえず笑ってみるとグクが立ち上がった



「ソナヌナとテヒョニヒョンの負けです！」



「ヤーー！そんなことはないってぇ」



「グギに負けたぁああ」





会話についていけないけど、


みんな楽しそうだからストーリーの事なんか忘れよ

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