旦那のハートを取り戻せ 番外編

１６話 ページ16

．



「わかりました。」



…


ﾊﾞﾀﾝｯ






「くそ男っ、」







…




「スンシ〜

ジミン君〜」




S「ママ何してたの？」




「ん？

ちょっとお話(笑)気にしないで」




S「うん！」




J「すみません、とっても美味しかったです！


ありがとうございました！」




「え〜！！本当？？


いいえ〜またいつでも作るからね！」




J「は、…」




はい！と言おうとしたのか勢いよく口出したのに止まるジミン君。



一定にだけ向けられる視線。







テヒョンさん…




くるりと振り返ると予想的中。






Th「おい、パクジミン。


送ってやる」





は！？


待って、私の計画と違う！、！




私が呆れて出てく。彼に思ってもなかった言葉を告げる。反省する。




なのに何この状況！、



J「？」




ポカーンとしてるジミンくん。



そりゃそうだろ






Th「何してんだ立て、」





「テヒョンさん、」



黙らせようと彼に近づく。




Th「娘まで取られちゃたまんないんだよこっちも、」






いつもの怒鳴って怒る彼じゃなく静かにそう呟いたテヒョンさん。



本気で怒ってるの。




J「いえ、あの僕はそうゆうつもりじゃ…」




S「やめてよ、パパ(笑)」





Th「スンシお前まで肩を持つのか？」




「テヒョンさん、あっちで話しましょ？

ね？」




Th「好きにしろって言ったのはおまえだ」





「っ、」


その一言で何も言えなくなる私。




J「あの、すみません。


僕、帰ります。」




「ジミン君！」




Th「おい、送ってやるって言ってんだろ、」





「もう、いい加減にして！！！！」




私の怒声で一気に静まり返った我が家。






そんな重い空気の中、凄く凄く軽い音がした。



ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

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