悪役のヒロイン

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舞台に上がる前にAがおかしなことを言った。


『大好きだよ。ここまで来れたのも貴方達の力。
いろんな人を笑顔にしてきてください。
ねぇ。私を愛してくれねありがとう。
ずっとこれからもみてるかんね。
近くにはいれないかもしれないけど。
ずっと応援し続けるよ。
愛してます。
どうか自分を守ってください。そして
何があっても終わらせてね。


こんな私を許してね。』


最後みたいな言い方で俺たちを見届けてたA。
俺達は 謎で包まれた。


TH「A。 なんであんなことを……言ったの」


JM「……近くにはいれない？」


JN「なんなんだろ」


怖くなった。 夜謝っていたのはそれだったのか。
俺が抱きしめても泣いていたのも。今日が原因？
何があるんだよ。A。




boy with love の最初が流れて
かっこよく登場する俺ら
広い会場 多いarmy 6周年だからかすごく大きい。

大丈夫だよな？。 心配だけど
armyのために何もない様に心から歌おう。




最後の一曲。 army達が掛け声を始めた。
それを聞く俺たち。涙目になるヒョン。
赤い目で俺に抱きつくグガ。
やめろよ 俺も泣きそうになる。 あぁ。

6年間までこれたんだ。 この光景は
目に焼き付けておきたい。
そう 眺めた。


なんだ。 あの女の人。 柵を乗り越えようとしてる？
ボディーガード 気づいてない…… え。
あれって銃。？ あの子どっかで見たことある。

ヒ ヒヨン？


「おい！止まれ！」


「「きゃぁぁぁあ！」」


女の子
ヒヨンは銃を持ってボディーガードに突きつける


HY「動いたら打ちます」


「くそっ」


曲が止まる。armyの声もとまり 叫び声になった。
ヒヨンの近くに倒れている女の人。
ナイフで刺されたのか？ 運ばれていった……。
ねぇ。どうしよう。 俺ら殺されちゃうの？


JK「はぁ、はぁ ヒョン！」


TH「俺らのせい？」


JM「違う。だから安心して。」


俺達は動かないよう近づいて立っていた


HY「オンニがわるいんだからあぁあっ！」


オンニ……？ まさか。Aのことか？
待て。待って。 もしかしてさ。
自分を守れって 見捨ててって言ってたのって
もしかして。


HY「私だけのbts! 誰一人渡さない！
一緒に死にましょう！」


あ。打つ。 俺たち死ぬんだ。


SF「待ってくださいっ！Aさんっ！」


JN「A！？」



『大好きだよ。ごめんなさい。許してね。』




バンっ

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