悪役のヒロイン

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全て言いたかった。なにもかもいい晴らしたかった
そして、もう大丈夫だっていってもらいたいけどさ
そんなことは許されない。
思いっきりある力でテヒョンを突き放し
外に出した。 そして鍵を閉めた。


『早く行って。 なにをしたって なにも言わない
テヒョンには関係ない。 帰って』


TH「心配した意味なかったわ。」


足音が消えて 私は安心した。
けれど。私はすごく胸が痛む。
"意味なかったわ"
みんなから言われる私への拒否する言葉は。
どんどん突き放す。
みんなで歩く道を1人だけ置いてかれているみたいだ

私は何もかも忘れてしまおうとベットに入った
なかなか寝付けない。
抱きしめられた強さと温もりは
なかなか私から忘れさせてくれない。
無理やり目を閉じ時間を過ごした。





「「きゃー！bts!」」

「「キムナムジュン キムソクジン
ミンユンギ チョンホソク パクジミン
キムテヒョン チョンジョングク BTS！」」


ここは、ライブ？
あのスローガンには…6周年？おめでとう？
あぁ。そうか今日はライブだったのか。
オッパ達がステージで踊っている。
あ。見てくれた ハートしちゃダメだよテヒョン！


iDOLは激しいダンスなのにあんなにキレキレで。
すごいよ。私も大好きな振り付けだ

待って。なにあの人。手に持っているものはなに？
あれ。銃じゃないの？

早く！助けないと！

足が動かない！？ 声も出ない！？

早く！早く！

こっちに来る… やめて。死にたくない！


？「Aさん ごめんね？」


バンっ







『は！』


目覚めるとそこは布団の中だった。
私は夢を見ていた。それはライブだった。
しっかり覚えている夢。
でも。狙っていた人がわからない。
冷や汗が止まらない 今は1:43 深夜過ぎて寝れない。

私はスマホを開いた。
１つメッセージが届いていた。





『え？ おばあちゃん？』

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