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コンコン
『グク、起きてる？』
まず最初に来たのは、グクの部屋だ。
ちなみにグクはユンギオッパと同じ部屋。
ドアには、お世辞にも綺麗とゆえない殴り書きのような字で《ユンギ・グク》と書かれている紙がこれまた雑に貼られていた。ユンギオッパが書いたんだろうな、多分(笑)
中から反応がないので、またドアをノックする。
コンコン
『グクー！起きて！！！！」
それでも中から反応がない。
どんだけ寝起き悪いのよ……。
朝早いのもあって、少しイライラしてきた。
ゴンゴン(←強く叩きすぎ)
『もう！起きないんだったら入るからね！』
ガチャッ
『ほんとに……どんだけ寝てんのよ……』
そう言いながら部屋を見ると、すぐにグクが寝ているベッドが見えた。
私はズカズカとベッドに近づいていって、声をかける。
『グク、いい加減に起きて！！！！』
するとグクが「……んっ」と小さな声を出してねがえりをうった。そのせいで白いシャツの間からグクの綺麗なお腹がちらっと見える。
あぁ、ドキドキするな！A！
グクをわさわさと揺らす。
結構強く。首がくんがくんなるくらい。
『グク！起きないんだったら私もう行くからね！？』
JK「……んぁ？A？ごめん、爆睡してたわ」
グクが眠そうな目を擦りながらこちらを見てくる。
『はぁ、あんたねぇ。起きろってゆったらすぐ起きてよ！』
ほっぺをふくらませながら怒ると、グクは綺麗な白い歯を見せながら私に近づいてきて、ほっぺをむぎゅってしてきた。
『む！何してるのよ！』
JK「ははっ、ごめんごめん。お前可愛すぎんだもん。起こしてくれてサンキュ」
グクはわたしの頭をポンッと撫でてから部屋を出ていった。
グクが出ていったドアを睨みつけながら、 『なんでこんなことすんのよ。確信犯か……』
と呟いた言葉は、誰にも届くはずがなかった。
−−−−−−−−−−
よろぶん、あんにょん〜！
作者のすみです。
お気に入りの数がなんと300超え！
評価もたくさんしていただきました。
本当にありがとうございます。
コメントをくださった、きむ ふぁらん様、POM様、本当に感謝しております。
これからも、【7匹の狼と1人のお姫様】をよろしくお願いいたします。
p.s. リクエストまだまだ受け付けております！
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はぬる - とっても良いお話です！ (2019年3月22日 17時) (
レス) id: e5232b1620 (このIDを非表示/違反報告)
mayuabah(プロフ) - もうちょっとジミンとイチャイチャしてほしいです！！ (2017年5月4日 23時) (レス) id: 9015c9376d (このIDを非表示/違反報告)
すみ(プロフ) - れいなさん» リクエスト遅くなってしまい、すみません！グクと水族館デートを次に書きますので、楽しみにしてください！ (2016年3月31日 0時) (レス) id: 905a6c7362 (このIDを非表示/違反報告)
すみ(プロフ) - スカイさん» ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2016年3月17日 16時) (レス) id: 905a6c7362 (このIDを非表示/違反報告)
スカイ - 受験お疲れ様でした！アプロドヒムネセヨ！応援してます！ (2016年3月14日 0時) (レス) id: aa673e1945 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すみ | 作成日時：2015年12月6日 20時
