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テヒョンくんは
このルックスで
コンビニに来る、女子高生やOL
まぁ、女性全般の目を
ハートにしてるけど
それだけに留まらず
小さい子や、おじいさん・おばあさん
そして、おじさん世代にも
妙に、懐かれるというか・・
いや、テヒョンくんが
懐いてるのか?
多分、ちょっと不思議な事を
言うことはあるけど
滲み出る、人柄がみんなを
惹きつけるのだろう
まさか、それが
動物にまで及ぶとは・・
テヒョンくんの人となりに
感心していると・・
ヒューーーーっと
急に、強い風が吹いて・・
少し、冷たく感じる風が
ザワザワと
近くの木々を揺らして、音を立てれば・・
TH「あ、ライオン!」
驚いたのか
猫のライオンちゃんが
テヒョンくんの元を
飛び降りた・・
が、その拍子に・・
「あぁ・・」
私の持ってた、おでんの入った袋に
後脚を掠めていき・・
私は、その弾みで
ついつい、手を離してしまって
おでんの入った袋は
地面に真っ直ぐ、落ちた
TH「ライオン〜またね〜」
テヒョンくんはいたって
マイペースに手を振って、見送って
おでんを見つめて、唖然としてる
私の方に、クルッと向き直ると・・
TH「あぁ〜ごめんね?」
テヒョンくんが悪い訳じゃないのに
申し訳なさそうに
おでんの袋を地面から拾い上げると
袋の中を確認して・・
TH「中身、溢れてはないみたい!」
って、ニコッと笑う・・
「ありがとう・・」
私が、袋を
テヒョンくんから受け取ろうと
手を伸ばすと・・
袋をヒョイっと
私から遠ざけて・・
TH「今日は、ちょっと
肌寒いから、おでんにしたの?」
「え?
あぁ・・まぁ、そうだね・・」
ジミンくんの塩対応が
身に染みたのも、あったけど・・←
TH「ふーん・・?
でも・・もう、おでん・・冷めちゃったね」
おでんの袋に手をあてて
その温度を確かめてる様子の、テヒョンくん
「そりゃぁ、誰かさんが
コンビニで長いこと待たせたのも
あると思うけど?あぁ〜あ〜
あったかいのが良かったな〜」
って、ちょっと嫌味っぽく
睨みをきかせながらいうと
TH「そっか・・俺のせいか!」
って、なぜか
嬉しそうで・・
TH「・・じゃぁ
・・・・・・・・温めますか?」
「温めるって、一体
どこで・・・・・・えっ?」
私の視界に
スッと、伸びて来た・・手
そして・・私の頬を
大きな、テヒョンくんの片手が
包むように触れた・・
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PinkAster(プロフ) - ろくさん» わぁ〜二度も読んでくださってるんですか!ありがとうございます!!本日は・・水曜日、ということで・・パート3の公開準備をしております^ ^公開したら、良かったら覗いてみてやってくださいm(_ _)m (2018年2月7日 9時) (レス) id: 1241c5db98 (このIDを非表示/違反報告)
ろく(プロフ) - 読むの2度目ですが面白すぎます好きすぎますありがとうございます(´;ω;`) (2018年2月7日 3時) (レス) id: 83db8635db (このIDを非表示/違反報告)
PinkAster(プロフ) - ペコさん» 私の頭を覗いたら、きっと胸焼けするほどお腹いっぱいになると思います(笑)そうですね・・毎日、妄想の世界に入り浸ってます(笑) (2017年11月12日 19時) (レス) id: 1241c5db98 (このIDを非表示/違反報告)
ペコ(プロフ) - 頭の中、覗きに行きたいですよ(*^^*)いやー、きっと飽きないでしょうねぇ(笑)もう現実には戻ってきたくないですよね… (2017年11月11日 21時) (レス) id: d2f2d687fb (このIDを非表示/違反報告)
PinkAster(プロフ) - ペコさん» ありがとうございます!私の頭を直接覗きにきて欲しいです、本当(笑)ホビホビの勘違い・・盛大ですよね(笑)きっとハラハラし続けてることでしょう(笑) (2017年11月11日 20時) (レス) id: 1241c5db98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:PinkAster | 作成日時:2017年10月11日 18時