いい加減、僕を可愛がるの止めてくれません？ (ページ5)

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3/罰ゲームページ5

8人全員が集まっているのに、静かなリビング。

SG「…暇。」

ユンギヒョンが、普段なら絶対聞こえないような声で言った。

まぁ、この沈黙の中で言うから誰の耳にでもはっきり入ってくるんだけど

JK「ユンギヒョン、それなです」

TH「ねぇ！なんかゲームしようよ！！」

JN「そういえば、何かのおまけでトランプもらったんだけど、みんなでババぬきやらない？？

罰ゲーム付きで((ﾎﾞｿｯ」

え、最後何て？

RM「それ、賛成です」
JM「僕もやりたいです！」
JH「俺もやりたい！！」
TH「俺も俺も～！！！」
JK「やります！」

罰ゲームとか、やりたくないよ？

JN「あれ？ユンギとA、やらないの？」

ジニヒョンの隣に座っている僕とユンギヒョンは、乗り気じゃない。
ジニヒョンがぼそっと言った言葉、バッチリ聞こえてたから。

でも、この流れでやらないって、ねぇ？

SG「…」

TH「ねえー！2人とも、やろうよ～！！」

『…分かりました。やりますよ(泣)』

SG「…やるよ」

まあ、いいか。僕どっちかっていうとババぬき強いし。
罰ゲームになることはないだろう、と安心してゲームを進めた。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

数十分後…

残ったのは、テヒョナヒョンと僕。

あれ…？僕、今まで1回も最後の2人になったことなんて無かったのに。

まあ、余裕。だって、テヒョナヒョンだよ？勝てますよそりゃあ、

TH「あっ、！あーがりっ♪」

？？？？？

え、普通に負けたんだけど！？

JN「おお、Aが負けかぁ～！」

JM「ええっ！Aは絶対勝つと思ってたのに！」

JN「負けた人には、罰ゲームがありまーす！」

うおーっ！と盛り上がるヒョン達。

JN「罰ゲームは…」

息を飲む。

JN「じゃーん！」

『…え』

ジニヒョンが取り出したのは、白い猫の耳(ヘアピン付き)と尻尾(クリップ付き)、肉球付きの手袋(？)。そして赤くて鈴が着いた首輪。

『…これを着けろと…？』

JN「イエス。“ご主人様大好きにゃーん”もよろしくね☆」

なんですかそのキモい台詞は。

他のヒョンがきゃーきゃー言ってるのが聞こえる。

『…嫌です』

JK「僕は、見たいな～！Aが猫になったとこ！」

JM「楽しみだなぁ～」

TH「Aにゃんだ！いひひ、」
え、センスなi…((

ワクワクした顔をしながら、じりじりと近寄ってくる7人のヒョン。

『いてっ、』

壁にぶつかった。

「「「着けてあげるっ！」」」

ああ、黒歴史がまた増える…