story34 ページ36
私は最近仕事を休みがちだ。
別に、休みたくて休んでるわけじゃない。
あの人から呼び出されたから。
私はそっちを優先するしかない。
ガチャ
『失礼します。Aです。
......お父様。』
父｢入れ。｣
『はい､､､』
父｢そこに座れ。
話は秘書から聞いてると思うが、もう自由な時間は終わりだ。
いいか？
まぁもう散々自由を与えてやっただろ。｣
恐れていた日が、ついにやってきた。
私は少しの間だけ、自由を貰っていた。
与えられた自由なんて自由と呼べるか分からないけど。
それでもずっとお父様の言う通りに生きてきた私にとって、この期間はとても幸せだった。
両親が喜ぶなら何でもする。
その気持ちが私を育ててきたのに、心のどこかでは開放されるのを願っていたのかもしれない。
だから私は、できるだけ両親から離れ、1人で稼ぎ、自由に暮らしていた…
短かったけど、二十数年の人生で1番幸せだったのは確かだ。
でも､､､もう終わっちゃうんだな。
お父様と約束した、"期限"がやってきたみたい。
『...はい。もう十分です。ありがとうございました。』
父｢あぁ。それでいい。
それで例の件の事だが、話はもう着々と進んでいる。
お前は言う通りにして、先方に嫌われないことだけ考えろ。｣
『はい。』
父｢なぜ泣くんだ。お前は十分幸せだろ？
これ以上何を望むんだ。｣
『っっっはい､､､すみません。
大丈夫です。
...次の顔合わせはいつの予定ですか？』
泣くな。最初から、分かってたんだから。
､､､なんで涙が止まらないんだろう
父｢今週末に予定している。
スタイリストを呼んであるから朝から準備しとけ。｣
『はい､､､分かりました。』
父｢あ、あとその日は隣でパーティーが行われるんだ。
私も先方も招待されているから顔合わせのあと2人で出席しなさい。
業界の有名人も来るみたいだぞ。
出席者名簿みるか？｣
『いえ､､､大丈夫です。
では今週末に。失礼しました。』
ガチャ
私に与えられた自由はほんの僅かなものだった。
そこで出会った防弾少年団の皆さんは、恐らくこれから出会う誰よりも素敵な人達だと思う。
だからこそ、最後まで迷惑をかける訳にはいかない。
そう思ってたのに､､､
神様はどうしてそんなに酷いことをするんだろう。
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BTS#ARWY - お願いします！ジョングクがいいです！ジョングギが！ジョングガが！グガが！グギ！ぐうちゃん！お願いします！ (2019年9月29日 18時) (
レス) id: dc53e000da (このIDを非表示/違反報告)
BTS#ARWY - なんじゃこのバ〜〜〜カ面白い小説は。作者様、罪ですよ！これぞ存在が罪！本当に面白い！グク落ちがいいです！ (2019年9月20日 19時) (レス) id: dc53e000da (このIDを非表示/違反報告)
Himari(プロフ) - ぽちさん» すごい長文､､､嬉しすぎます本当にありがとうございますTTユンギですね！了解です(￣^￣)ゞ (2019年6月22日 13時) (レス) id: 6a4eb1ae30 (このIDを非表示/違反報告)
ぽち(プロフ) - いつも楽しく拝見させていただいてます^ ^初めは「女の子がボディーガードって？？」と、不思議なカンジで読ませていただいてましたが…お話が面白すぎてハマってしまいました///突然の婚約発表…これからの展開が楽しみです☆出来れば…ユンギ落ちだと嬉しいです☆ (2019年6月22日 11時) (レス) id: 8ba320eacd (このIDを非表示/違反報告)
Himari(プロフ) - けーぽさん» 了解です！いつもありがとうございます(><) (2019年6月18日 22時) (レス) id: 6a4eb1ae30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茉莉 | 作成日時：2019年4月30日 17時
