story10 ページ12
army｢BTS!BTS!BTS!.........｣
『もうアンコールか､､､』
私はもうすぐこの幸せな時間が終わることが悲しくて泣いていた←
『ヘリちゃん､､､終わっちゃうね､､､ｯｯ!?』
もう誤魔化すことなんてできなかった。
ヘリちゃんの表情はさっき以上に怖くて、狂気に満ちていた。
何かが起こる。そう確信した。
それなのに.........私にはその何かを変える力なんてなかった。
わたしにできること、それは.........
どんなことが起きても、防弾少年団、周りのarmy、罪のない人を傷つけないことだけだ。
私は昔から、そう教えられてきた。
自分より他人を。自分のことは後回し。
私の家は結構有名な家だった。
お金もあって、両親も優れた人だった。
そこに生まれた一人娘が私だった。
それなのに私にはこれと言った才能なんてなかった。
だから.....何度も何度も私は無能なんだからせめて人の役に立ちなさい。そう教えられてきた。
私も自分が何もできないことは分かっていたからそれをおかしいとは思わなかった。
自分が何かあっても、周りが助かればそれでいい。
私の価値なんてそんなもんだと、ずっと思ってきた。
だからこそ、そんな私に希望をくれた防弾少年団､そして彼らを支えるarmy､スタッフさんは絶対に守らないといけない。
本当に何かが起こるかなんて分からない。
もちろん何も起こらない方がいい。
でも私は決めた。私にはこの生き方しかないから。絶対に守るんだって。
さっきまで叫んでた人が何言ってんだって思うかもしれない。
でも､そう決意させるくらいの何かがあった。
ヘリちゃんの表情には。
army｢きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ｣
と同時に聞こえた歓声。
彼らが出てきた。
まぁ彼らから目を離すことなんて絶対できないけど←
ライブの始まった時よりは私はきっと、場の雰囲気似合わない表情をしていたと思う。
どうか、何も起こりませんように。
そうひたすらに祈りながら、私はステージを見つめることしか出来なかった。
もし、私が人を守り、自分も守る術を知っていたら……
もしくは自分を守るという気持ちがあれば……
そう後悔したってもう遅いのかな､､､
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1193人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
BTS#ARWY - お願いします！ジョングクがいいです！ジョングギが！ジョングガが！グガが！グギ！ぐうちゃん！お願いします！ (2019年9月29日 18時) (
レス) id: dc53e000da (このIDを非表示/違反報告)
BTS#ARWY - なんじゃこのバ〜〜〜カ面白い小説は。作者様、罪ですよ！これぞ存在が罪！本当に面白い！グク落ちがいいです！ (2019年9月20日 19時) (レス) id: dc53e000da (このIDを非表示/違反報告)
Himari(プロフ) - ぽちさん» すごい長文､､､嬉しすぎます本当にありがとうございますTTユンギですね！了解です(￣^￣)ゞ (2019年6月22日 13時) (レス) id: 6a4eb1ae30 (このIDを非表示/違反報告)
ぽち(プロフ) - いつも楽しく拝見させていただいてます^ ^初めは「女の子がボディーガードって？？」と、不思議なカンジで読ませていただいてましたが…お話が面白すぎてハマってしまいました///突然の婚約発表…これからの展開が楽しみです☆出来れば…ユンギ落ちだと嬉しいです☆ (2019年6月22日 11時) (レス) id: 8ba320eacd (このIDを非表示/違反報告)
Himari(プロフ) - けーぽさん» 了解です！いつもありがとうございます(><) (2019年6月18日 22時) (レス) id: 6a4eb1ae30 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：茉莉 | 作成日時：2019年4月30日 17時
