花樣年華~運命に逆らえ~

#2 LIE ー嘘ー ページ37

JM side




今日も、ホソガヒョンのところに遊びに行こう！





ｶﾞﾁｬ…




JM「ホソガヒョ〜ン。遊びましょ………って、いない？なんでだろう。」




病院の人に聞いてみようかな…



ジミンが、廊下を歩いていると、






看護師A「ねぇ、聞いた？201号室の…」




看護師B「あぁ、チョン・ホソクさんでしょ？」





JM「！？」



ジミンは、物陰に隠れながら看護師の話を聞いていた。



看護師A「可哀想よね。病気のせいで、薬を大量に飲まされて、それで死んでしまうなんて…」



看護師B「確かに。隣のパク・ジミンさんとも仲良くて、遊んでたわよね…


彼は、知ってるんだっけ？」




看護師A「いえ、確か知らなかったはずよ。先生が、話さない方が彼のためだろうって……」




看護師「まぁ、そうなるわよね」




嘘…………





ホソガヒョンが死んだ？？
僕といる時はあんなに元気だったのに……






そんな……


僕を置いてかないでよ…



ホソガヒョンがいないなんて、僕には耐えられないよ！！



ジミンは、自分の部屋に戻り、ずっと泣いていた。




……………………………………………………



看護師C「ジミンさーん。お風呂の時間ですよー」



JM「は、はい…分かりました……」




〜お風呂場〜



ホソガヒョンが居ないなんて、僕には耐えられない…



そうだ。ホソガヒョンの後を追えば、会えるかな？



あ、会えるよね…




そして、ジミンは、




お風呂の中で自 殺する事にした……




JM「最後にヌナに会いたかったなぁ…バイバイ…」




　
ジミンの帰りが遅いと気にした看護師がお風呂場を見にいくと、





ぐったりとお風呂の中で息絶えているジミンを発見した…………




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜




JM「ん？ここは？






あ、そっか。僕、死んだんだった…」




隣を見ると、居ると思っていたホソクはいなかった……




JM「なんで、会わせてくれないんだよ………


ホソガヒョンも僕も、なにもしてないのに……」




ごめんなさい…

みんな…




ホソガヒョンも。
助けられたのに…





全部、僕のせいだ……………





ジミンの思いは、誰にも届く事はなかった…









そして、目の前の机に置いてあるリンゴを一口食べ、微笑んだ。

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