花樣年華~運命に逆らえ~

願い TH ページ17

〜テヒョンが捕まる前〜




TH「落ちてよ、落ちて！」



テヒョンは、自分の手に付いた血を一生懸命消そうとしている。




TH「こんなんじゃ、皆に会えないよ」




そして、テヒョンは自分のポケットにあったスマホを取り出し、



どこかに電話をかけた。



TH「ヒョン、皆に会いたいです。」




……………………………………………………………
〜廃墟になったプール〜




？「……きろ、起き……テヒョナ、起きろ」



TH「ん？」



NJ「早く、起きろよ」



HS「そうだぞ、せっかく皆で遊ぶんだから」



TH「ごめんごめん」



JM「よし、遊ぼうよ！」



JK「あ、ジンヒョンとAだ！」



YG「2人もこっち来いよ！」



JN「あぁ」



『うん！』



プールサイドにいたジンは、カメラを向けながら、皆の元に戻った。
それを見て、微笑むA。



TH「久しぶり、ヒョン！」



JN「そうだね！」



TH「Aヌナ！！」



『何？』



ギュー



TH「久しぶりだね！」



『うん、久しぶり！！テヒョン！』



JK「テヒョ二ヒョンだけずるいですよ！」



JM「そうだそうだ！！」



『はいはい、分かったから遊ぼうよ！！』



JK「スルーした！」



HS「遊ぼう！！」



……………………………………………………………



YG「いやーーー！！！」



皆「「「(笑笑)」」」



グクがユンギを台車に乗せ、勢いよく押した。


それを撮る、ジン。



……………………………………………………………



皆「「じゃんけんぽい！」」



NJ「うあーー！！」



JM「っしゃあ！！」



HS「フォーー！！」



NJ「さぁ、来い！！」



JM「行けーー！！！」



皆、ナムに向かって走って座っているナムの足の上に飛び乗っていく。



NJ「あーー！！」



『(笑笑)』



……………………………………………………………




JK「ヒョン、対決です！」




JN「何で？」



JK「腕相撲です！」



JN「これ、僕負けてない？」



YG「頑張れ、ヒョン」




ジミンとホソクが皆の前でダンス対決をする。



『すごい！！』



NJ「さすが！」



……………………………………………………………
ホソクは、気持ち良さそうに寝ている。



そこにユンギとグク、Aが勢いよく座りホソクを起こす。



JK「ジンヒョン！撮って下さい！」



JN「あ、いいよ！」



カシャ…



写真に写った４人は、笑顔でピースしていた。

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