花樣年華~運命に逆らえ~

タイムリープ JN ページ15

〜浜辺〜



高校の時は、皆と一緒に笑ったり全てが幸せだったのに……



どうして、僕とA以外の皆が不幸になっていくんだよ。



このままじゃいずれAも……



？「ねぇ、君。皆の不幸な運命から、救い出したい？」



JN「誰？」



？「それは、教えられないけど、一応私はあなたにとって、神様？みたいな感じとは言っておくよ」









JN「なんだよ、それ」



？「なんでも、いいでしょ？というか、あんたはどうしたいって思ってんの？」



JN「ぼ、僕は…」



"皆を救いたい"


そう言ったジンの瞳は、真剣だった。



？「その、決断を待ってたよ」





JN「でも、そんな事出来るはずないでしょ」



？「私なら、出来る」



JN「分かった。皆が助かるなら、やるよ。で、どうするの？」




？「タイムリープだよ。」



JN「タ、タイムリープ？」



？「そう、タイムリープ。」



JN「タイムリープって？」



？「あんた知らないの？！」



JN「なんか、ごめん」



？「まぁ、いいけどさ」



？「タイムリープってのは、細かく説明すると、







まぁ、簡単に言うと同じ時間を何度もやり直せるって事。




ナムジュン？だっけ？その人が拘置所に入る前ちタイムリープしたりとか、



そんな感じ」



JN「それが、タイムリープって言うんだね」








？「そう、分かった？じゃあ、タイムリープの力をあんたにあげる。



でも、一つ注意。



あんたに、あの７人達全員の命がかかってる。それが、分かるように、



これをあげる」



JN「ユリの……花？」



？「あぁ、それは皆の命と一緒。



これが、燃えると不幸な運命になったって言う事。



1枚余ったり、何枚か余ったら、まだ、不幸な運命になってないって



事だから、ちゃんと見ておく事。わかった？」



JN「うん。分かったよ、ありがとう」



？「じゃあ、目を大きく開いて？



そしたら、タイムリープ出来るから。

次からは、自分の部屋のカーテンをあけてね。」



JN「うん」



フワッ……



？「Aを頼って。ジンオッパ」



JN「！！？」

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