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わたしが悩んでいる間も2人は話を続けていて。仲も良くないわたしと練習はやっぱり嫌だろうし、ミンジも申し訳ないとかいろいろ言っているけれど、テテは大丈夫と譲らなくて。
わたしを頼りにしてくれているって喜ぶべきなのか、空気を読めていないテテを嘆けばいいのか。何事にも真っ直ぐだし、こうと決めたら譲らないところもあるから。
ここで断るのは難しいかな。
それにやっぱりテテの誘いを無碍にはできない。
「テテ……いいよ」
わたしの言葉を聞いてぱーっと明るくなる様子にやっぱり良かったって思う。気持ちは凄い複雑だけど、でもテテがいるし。
「いひひ！Aならそう言ってくれると思った！」
「あの……ありがとう」
「うん……シンデレラ役大変そうだもんね」
「頑張ろうね！じゃあ早速明日から集まる？」
ミンジと話すのは、やっぱりなんか微妙な感じがするけれど。テテはにこにこと嬉しそうで。わたし達の様子なんてお構なしに明日の予定を決めてしまった。
ミンジとは別れて、テテは部活に行って、1人バイト先に向かっている時、本当にこれで良かったのかなって不安になってきた。
そもそもテテは早起き苦手でしょって練習自体をなくす方向に持っていければ良かったのに。自分で自分の首を絞めてどうするんだ。
ああ、既に明日の朝が憂鬱だ。このままテテとミンジが仲良くなっちゃったらどうしよう。そもそも2人はシンデレラと王子様なわけで……なんて羨ましい関係なんだろう。
考え出したら止まらなくて、どんどん気持ちが沈んでいった。
**
「次、ミンジちゃんだよ」
「あっ！ごめん！えーっと……」
「どんなかしら？王宮の舞踏会って、とこだよ」
「そうだった……」
次の日朝、テテはやる気満々なのかちゃんと朝早く起きてきて、わたしも寝坊はしなかったけれど憂鬱な気分だから身体は怠くて、無理やり起きて学校へと向かった。
教室に向かえば既にミンジは居て、1人でも練習をしていて偉いなあって思う。悪い子では無いんだけれど、それでもやっぱりわたしは構えてしまうから。どうしても距離が出来てしまう。
わたしがそんな状態だからか、テテとミンジの距離感がどんどん近くなっているような気もする。それが嫌で無心になって台本のセリフを読み続けていた。
やっぱりこんなの引き受けるんじゃなかったかも。苦しいだけだ。
今更遅いのだけれど。
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藍(プロフ) - みき(マルクル)さん» いやー本当に！テテの鈍さにやきもきしますね！（書いてるのわたし）その間にユンギ先輩がまた動き出しちゃいました笑 さてさてどうなるんでしょうか。7章公開しましたのでお楽しみ下さい〜 (2020年11月21日 15時) (
レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
みき(マルクル)(プロフ) - テテ！もー鈍感すぎ！ヒロインちゃんの気持ちわかってなさそうでモヤモヤします〜もう！ミンジちゃんみたいに、害のなさそうな子が一番危ないんですよ〜！涙 ユンギさんやグクにリードされて、ちょっとくらい焦って欲しいです。涙 (2020年11月21日 8時) (レス) id: e01596ba5d (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - あいづちさん» そんなそんな！ナンバーワンなんて！！ありがとうございます！感激しております。わたしの心配までありがとうございます。引き続き頑張ります！あいづち様も体調にお気を付けくださいね (2020年11月17日 17時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - めるたさん» このシンデレラがどうなっていくのか…まだまだ学祭の準備は始まったばっかりですので見守っていて下さい。そして暫くは夏休みを楽しみましょう。ユンギ先輩も動きますので笑 (2020年11月17日 17時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - スヨンさん» 読んで下さってありがとうございます！本当にそれな！です。テテには頑張ってもらいつつ、ユンギ先輩や他のメンバーにも惑わされ続けたいですね笑 引き続き頑張りますのでよろしくお願いしますね (2020年11月17日 17時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍
| 作成日時：2020年10月18日 13時
