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最初からリーダーのやる気は凄かったけど、まだ夏休み前だというのに、そこまで求めるのは凄いなって思う。でも今はHRの時間しか練習できないから、仕方ないのかな。
何だか他の人達もミンジには厳しくて。シンデレラが主役な訳だしそこが崩れたなら全部お終いだけど。それにしてもまだ1回目の練習だというに。
みんなのやる気というか熱意に驚いている。そりゃあ良いものにはしたいかもしれないけど、たかが学祭なのに。わたしが冷めてるのかな。このギャップについていけない。
「とりあえず、ミンジちゃんは大変だと思うけど自主練はしてね。次までに台本しっかり読み込んでおいて」
そのリーダーの言葉の直ぐ後にHR終了のチャイムが鳴った。今日の最後の時間だし、担任は終わったら解散と言っていたからもう終わりだ。各々が机を元に戻したり、さっさと部活へと向かって行ったりと騒がしくなった。
わたしも皆んなに倣って机を元に戻して帰り支度をしていたけれど、テテが席に戻ってこなくてきょろきょろと探す。
姿を見つければそこでテテはミンジと話していて、またどきりとする。何を話しているのだろう。気になって仕方なくて、わたしは鞄を机に置いたまま2人に近付いた。
「俺、朝だったら練習付き合えるから、そうする？」
「でも……」
「テテ？」
聞こえてきた会話では何のことか分からなくて、2人を遮るようにテテを呼ぶ。
「A」
「どうしたの？」
「ミンジちゃんセリフ多くて大変そうだから。1人で練習するより相手が居た方がいいと思って」
「え……？」
「テヒョンくんも部活忙しいだろうし、それに自分のセリフ覚えないと」
「部活忙しいのはお互い様だし、俺の方がセリフは少ないから。どうせ練習するならお互いセリフある方がよくない？」
何を話しているの。
わたしが驚いているのも気にせずテテはミンジと話を進めていて、ついていけない。
「あ、Aも手伝ってよ！2人より3人のがいいだろうし、やっぱり女の子同士のがやり易かったりするでしょ？」
「えっと……」
まさかここでわたしも誘われるなんて思わなくて言葉に詰まる。でもそんな期待を込められた目で見られると嫌だとは言い辛くて。何よりテテに誘われて断るなんてわたしにはできなくて。
でもミンジと一緒に居るなんてできるだろうか。ああ、でもテテと2人で居られるよりマシなのかな。
ぐるぐると考えていたら何が正解なのか分からない。
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藍(プロフ) - みき(マルクル)さん» いやー本当に！テテの鈍さにやきもきしますね！（書いてるのわたし）その間にユンギ先輩がまた動き出しちゃいました笑 さてさてどうなるんでしょうか。7章公開しましたのでお楽しみ下さい〜 (2020年11月21日 15時) (
レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
みき(マルクル)(プロフ) - テテ！もー鈍感すぎ！ヒロインちゃんの気持ちわかってなさそうでモヤモヤします〜もう！ミンジちゃんみたいに、害のなさそうな子が一番危ないんですよ〜！涙 ユンギさんやグクにリードされて、ちょっとくらい焦って欲しいです。涙 (2020年11月21日 8時) (レス) id: e01596ba5d (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - あいづちさん» そんなそんな！ナンバーワンなんて！！ありがとうございます！感激しております。わたしの心配までありがとうございます。引き続き頑張ります！あいづち様も体調にお気を付けくださいね (2020年11月17日 17時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - めるたさん» このシンデレラがどうなっていくのか…まだまだ学祭の準備は始まったばっかりですので見守っていて下さい。そして暫くは夏休みを楽しみましょう。ユンギ先輩も動きますので笑 (2020年11月17日 17時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - スヨンさん» 読んで下さってありがとうございます！本当にそれな！です。テテには頑張ってもらいつつ、ユンギ先輩や他のメンバーにも惑わされ続けたいですね笑 引き続き頑張りますのでよろしくお願いしますね (2020年11月17日 17時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍
| 作成日時：2020年10月18日 13時
