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わたしのテンションとは反対にユンギ先輩はいつも通りで、電話やカトクはよくしていたけれど顔を合わせるのは久しぶりだったからわたしは凄い嬉しいんだけれど、あまりにも普通の先輩に拍子抜けしてしまう。
「腹減ってるか？」
「お腹は大丈夫ですけど、何か飲み物が欲しいです」
「ん。じゃあ会場の近くのコンビニでいいか？」
「大丈夫です」
再会の喜びもそこそこにユンギ先輩は歩き始めるから、わたしも慌てて後を追う。でもやっぱり駅前だからか人が多くて上手に歩けない。わたしって本当に人混み苦手かも。
そう思っていたらユンギ先輩が振り返って、ぐいっとわたしの腕を掴んで引き寄せるから変な声が上がる。
「ゆんぎせんぱい？！」
「お前、相変わらず歩くの下手だな」
そう笑う先輩はそのままわたしの手を繋いで「はぐれんなよ」と一言漏らしてまた歩き始めた。心なしかさっきより歩くスピードがゆっくりになった気がするのはわたしに合わせてくれてるのかな。
突然手を繋がれたことは驚いたけれど、それよりもユンギ先輩の優しさに嬉しくなっちゃってどうでもよくなってしまった。
テテの試合を見るためにソウルに行くという話は、すんなりとお母さんの許可が得られた。どうやらテテのおばさんからソウルで大会があることは聞いていたみたいで、わたしが言い出すより先に「ジン君かナムジュン君のお家に泊まらせてもらうの？」と言ってきたので話が早かった。
テテもオッパ達に話をしていてくれたみたいで、わたしは会場から近いナムオッパのお家にお邪魔させてもらうことになった。とんとん拍子で話が進んでいくから準備などもすぐに整って、それならばとユンギ先輩に連絡を取ったのだ。
どうやらユンギ先輩はうちの学校の試合状況を把握していたみたいで、テテには全国進出のお祝い連絡をしていたみたい。テテがソウルに行くならわたしも来ると思ってたと言われて驚いた。
それから当日は用事がないと言っていたユンギ先輩と一緒にテテの試合を見ることが決まった。残念ながらジミンも部活が忙しくて休めないようだったし、ソアはソウルに行く許可を親から貰えなかったようだからわたし1人で行くのは不安だったのだ。
久しぶりにユンギ先輩と会えるし、1人じゃないしで良い事尽くしだ。わたしは気合を入れてテテのためのお菓子と、お世話になるナムオッパへのお菓子と、連れて行ってくれるユンギ先輩へのお菓子を作ったのだ。
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藍(プロフ) - みき(マルクル)さん» いやー本当に！テテの鈍さにやきもきしますね！（書いてるのわたし）その間にユンギ先輩がまた動き出しちゃいました笑 さてさてどうなるんでしょうか。7章公開しましたのでお楽しみ下さい〜 (2020年11月21日 15時) (
レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
みき(マルクル)(プロフ) - テテ！もー鈍感すぎ！ヒロインちゃんの気持ちわかってなさそうでモヤモヤします〜もう！ミンジちゃんみたいに、害のなさそうな子が一番危ないんですよ〜！涙 ユンギさんやグクにリードされて、ちょっとくらい焦って欲しいです。涙 (2020年11月21日 8時) (レス) id: e01596ba5d (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - あいづちさん» そんなそんな！ナンバーワンなんて！！ありがとうございます！感激しております。わたしの心配までありがとうございます。引き続き頑張ります！あいづち様も体調にお気を付けくださいね (2020年11月17日 17時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - めるたさん» このシンデレラがどうなっていくのか…まだまだ学祭の準備は始まったばっかりですので見守っていて下さい。そして暫くは夏休みを楽しみましょう。ユンギ先輩も動きますので笑 (2020年11月17日 17時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - スヨンさん» 読んで下さってありがとうございます！本当にそれな！です。テテには頑張ってもらいつつ、ユンギ先輩や他のメンバーにも惑わされ続けたいですね笑 引き続き頑張りますのでよろしくお願いしますね (2020年11月17日 17時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍
| 作成日時：2020年10月18日 13時
