031.ダンス部の魅力 ページ49
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学祭最終日。
昨日で一般公開は終わったので、クラスの出し物は片付けられた。
大したものではなかったけれど、それなりに頑張ったのも事実なので巨大迷路を壊すのはなんだか寂しかった。
教室の中が綺麗に片付けられて、机と椅子がいつものように並べられたのを見て、学祭が終わってしまうんだなあとなんだかしんみりしてしまったし。
でも今日は結構楽しみにしてた、ステージパフォーマンス。
演劇部のクオリティの高い劇とか、有志で集まったバンド演奏とか、先生達も集まって何かやったり。後は見るだけだから気楽で居られるし、でも楽しいし。
「A〜」
「あ、テテ」
「ずっと座って見てたの？」
「うん」
「さっきのバンドの時、俺前行って見てたけど迫力凄かったよ。ライブハウスみたいだった」
テテの言葉に前を見れば、ステージの前は生徒がまだ群がっていて。次は去年も出ていた女子4人組のバンド演奏みたい。みんなそれぞれ特技があるんだなあって感心してしまう程、披露するものはどれも上手で。
それに生徒のノリもいいから、テテの言う通りライブハウスみたいに声援や掛け声も凄い。ステージ前に行くともみくちゃにされそうだから、大人しく後ろに用意された椅子に座って大人しく見ていたのだ。
「A、ジミンが出る時は前行くでしょ？」
「うん。でもダンス部は最後でしょ？」
「まだ時間あるもんね。Aの隣の人戻って来ないかな？」
「ずっと居ないから多分。座っちゃえば？」
「うん。戻って来たら立てばいいよね」
そう言って、わたしの隣の席に座るテテ。わたしの隣の席のクラスメイトは始まってからずっといない。なかなかテンションの高い子だし、ずっとステージ前に居るんだろなあって思う。
「ダンス部大、大トリなんてすごいよね〜」
「でも凄い人気なんでしょ？ストリートパフォーマンスの時だって凄かったもん」
「ね〜俺、すっごい興奮しちゃった」
「わたしも」
あの時の圧巻具合は忘れられない。
そしてホソク先輩の絶対的な存在感。しかもめっちゃアピールしてくるし。
なんて思い出したらウィンクされたこととか、パフォーマンス終わった後のことかも思い出して恥ずかしなってきた。
「どしたの、A」
「あ、やー……ホソク先輩凄かったなあって」
「うん、そうだね。A、ホソギヒョンばっかり褒めてた」
「そんなことないよ」
「そんなことあるって。ヒョンしか見てなかったの？」
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藍(プロフ) - ハクさん» 漸く、ジョングク登場です！お待たせしました。本当にこんな青春が転がってればいいんですが…願望詰め込みまくりなので、一緒にお楽しみ頂ければと思います (2020年7月12日 1時) (
レス) id: 7c0b28e720 (このIDを非表示/違反報告)
ハク(プロフ) - とうとうダークホース、ジョングク氏が…(о´∀`о)こんな高校生活を送りたかったなぁ…と思いつつ、楽しく読ませてもらってます！ (2020年7月7日 22時) (レス) id: 389cfa35f8 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - ぷにさん» はじめまして。嬉しいお言葉ありがとうございます！なかなかお話進みませんが、ゆっくり更新頑張っていきますのでよろしくお願いしますね (2020年7月1日 0時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
ぷに(プロフ) - はじめまして、こちらのお話しとてもすきでいつも楽しみにしてます(●´▽`●)これからも更新頑張ってください！ (2020年6月27日 16時) (レス) id: ebba50b01d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍
| 作成日時：2020年6月16日 20時
