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午前中はクラスの担当で午後はバスケ部みたいだったから、もしかしたらと思って聞いてみたら本当に食べていなくて驚く。
バイトの時も忙しいとお昼を抜いていることがあったから、集中すると食べないなんてよくあることなんだろなって思うけれど。こんなに暑いし、身体もしっかり動かしてるのに……
「そんな心配するなら、菓子だけじゃなくて飯も作ってよ」
「えー……」
「俺はいつでも待ってるよ」
口にお菓子詰め込みながら言われるから笑いそうになるけれど。でもそんなこと簡単に言うなんて。真剣に受け止めちゃうわたしがおかしいのかな。
先輩なら作ってくれる女子がいくらでもいそうな気がするけど……
「なに、作ってくれないの？」
「い、今は作れないですし……何か買ってきましょうか？」
「いいよ、これで。腹が満たされれば十分」
「そんなんだから、背が伸びないんじゃないんですか？」
「あ？」
「この前テテがユンギヒョンの背抜いたって喜んでましたよ」
「……俺の成長期はもう終わったんだよ」
今度は不貞腐れた顔をして、ぷいってわたしから顔を反らしてしまった。普段大人っぽいのにこういう時は子どもみたい。
なんだか楽しくてもっといじめてなくなってしまう。
「先輩って身長何センチですか」
「平均身長。別にチビじゃねぇよ」
「確かに小さくはないですね」
「お前は高身長のが好み？テヒョンみたいに」
「わたしはそこまで身長にこだわりはないですけど……わたしより大きければ」
「じゃあいいじゃん。お前よりは余裕ででかいよ、俺」
「へ……」
「お前のストライクゾーンにいるから構わない」
わたしがユンギ先輩をからかっていた筈なのに。いつのまにか逆転してる。じっと見られてそんなこと言われても反応に困る。ストライクゾーンってなに。
「あ、の……」
「ふっ……そんな困んなよ。お前はテヒョンの好みであればいいんだもんな」
そう言っていつもみたいにくしゃくしゃと頭を撫でられる。今日は緩く三つ編みにしてきたから、あんまり崩して欲しくないのに。なんて思いながらもその手を振り払うことはできなかった。
「やっぱりお前の菓子はうめぇわ。これからもよろしくな」
「あ、はい……」
「ついでに弁当も作ってくれていいけど」
「わたしの母の手料理で良ければ」
「なんだそれ」
「だってわたしお弁当作ってないですもん」
「そこは頑張って作ってアピールだろ。で、ついでに俺にも作ってくんの」
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藍(プロフ) - ハクさん» 漸く、ジョングク登場です！お待たせしました。本当にこんな青春が転がってればいいんですが…願望詰め込みまくりなので、一緒にお楽しみ頂ければと思います (2020年7月12日 1時) (
レス) id: 7c0b28e720 (このIDを非表示/違反報告)
ハク(プロフ) - とうとうダークホース、ジョングク氏が…(о´∀`о)こんな高校生活を送りたかったなぁ…と思いつつ、楽しく読ませてもらってます！ (2020年7月7日 22時) (レス) id: 389cfa35f8 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - ぷにさん» はじめまして。嬉しいお言葉ありがとうございます！なかなかお話進みませんが、ゆっくり更新頑張っていきますのでよろしくお願いしますね (2020年7月1日 0時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
ぷに(プロフ) - はじめまして、こちらのお話しとてもすきでいつも楽しみにしてます(●´▽`●)これからも更新頑張ってください！ (2020年6月27日 16時) (レス) id: ebba50b01d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍
| 作成日時：2020年6月16日 20時
