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テテに突き飛ばされたわたしを先輩が支えてくれたんだけど、そのまま腰に腕を回されて今度は先輩に抱きとめられた形になるから緊張する。
「あ、俺汗臭かった？」
「い、いえ……」
多分制汗剤の香りだと思うけど、レモンのような爽やかな匂いがして不快ではない。
「あ……今更ですけど、ホソク先輩凄く格好良かったです」
「めちゃくちゃ見てくれてたでしょ！すぐに気付いたよ〜」
「で、ですよね。ウィンクされた時びっくりしました」
「Aちゃんからあつーい視線を感じたからね」
そう言ってまたウィンクしてくるから、こういうところはちゃらいよね〜って思う。でも嫌な感じじゃないのは日頃のホソク先輩の爽やかさを知ってるから。
「テヒョンはジミンばっかり見てたのに、Aちゃんは俺の事ばっかり見てたから嬉しかったな」
「えっ！そ、それは、えっ……？！」
まさか本人にそこまでバレているとは思わなくて焦る。あんなに激しく踊っていて、そこまで見る余裕あったの？恐ろしい……
「そんな否定しないでよ。俺は嬉しかったんだから。まだまだ後輩には負けてられないしね？」
「は、はい……本当に格好良かったので。夢中になって見ちゃいました。大勢いてもホソク先輩の存在感は凄くて。でも他の人達とのコンビネーション？って言うんですか？それもすごくて」
「ふふ、ありがとう。Aちゃんに褒められるのが一番嬉しいかも」
「そんなこと……みんな思ってますよ」
「あ！俺ね、ユンギヒョンのメイド姿見てきたよ！」
「あ、そうなの？ということはテミニヒョンも？」
「うん、猫耳で写真撮ったんだ〜」
テテとジミンの会話が聞こえてきて、ホソク先輩もユンギヒョンどうだった？って聞いてきて、ようやくわたしの身体から手が離れた。それでも緊張は解けなくて、未だにどきどきしているんだけれど。
「じゃーん！ヒョンも可愛いけど、Aと俺も可愛いでしょ？」
「どれどれ？」
「本当だ、Aちゃんも猫耳似合ってるよ」
「僕にも見せて！」
テテが取り出したチェキの写真をみんなが一斉に見る。
そんなに群がれると恥ずかしいんだけど。
「やばい、ユンギヒョン本当に似合ってる」
「テミニヒョンも可愛い」
「そういえば、テヒョンはなんで今も耳付けてるんだ？」
「俺は狼人間なの！」
好き勝手騒いでる様子を一歩離れたところで見ていれば、漸く落ち着いてきた気がする。最近のホソク先輩は心臓に悪い。
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藍(プロフ) - ハクさん» 漸く、ジョングク登場です！お待たせしました。本当にこんな青春が転がってればいいんですが…願望詰め込みまくりなので、一緒にお楽しみ頂ければと思います (2020年7月12日 1時) (
レス) id: 7c0b28e720 (このIDを非表示/違反報告)
ハク(プロフ) - とうとうダークホース、ジョングク氏が…(о´∀`о)こんな高校生活を送りたかったなぁ…と思いつつ、楽しく読ませてもらってます！ (2020年7月7日 22時) (レス) id: 389cfa35f8 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - ぷにさん» はじめまして。嬉しいお言葉ありがとうございます！なかなかお話進みませんが、ゆっくり更新頑張っていきますのでよろしくお願いしますね (2020年7月1日 0時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
ぷに(プロフ) - はじめまして、こちらのお話しとてもすきでいつも楽しみにしてます(●´▽`●)これからも更新頑張ってください！ (2020年6月27日 16時) (レス) id: ebba50b01d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍
| 作成日時：2020年6月16日 20時
