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「ジミン！すごい格好よかった！」
盛り上がりが最高潮に達したところで終わって、至る所から拍手や声援が沸き起こった。それに合わせてわたしとテテも大きくを手を叩いて、そのままジミンのもとへ駆け寄った。
暑い中、激しいダンスを踊ったからか、ジミンの顔からは絶え間なく汗が流れ出ていて。テテと2人でタオルと持っていた飲み物を手渡す。
「あーありがとう！楽しかった！」
ぐっとドリンクを飲んで、そのままタオルで頭をわしゃわしゃと拭きながら言うジミンの声は高揚していて、わたし達も格好良すぎる彼らのパフォーマンスに興奮していたから、同じようにテンション高めに褒めたたえた。
でもわたしの心臓が煩くなるのはジミンだけが原因ではない。ホソク先輩のダンスは最初から最後まで本当にすごくて、もっと見たいって思った。
それにわたしと先輩の視線と合う度に、何かしらの反応されるからそれもどきどきで。なんだかわたしの為に披露してくれてるの？なんて図々しい思いまで生まれてしまった。
「もう頭から水被った方がいいんじゃない？」
「そうかも。めちゃくちゃ暑い！」
そう言って髪を掻き上げるジミンの仕草にどきりとした。
髪を掻き上げる仕草なんてよくするジミンの癖みたいなものなのに。こんなにどきどきするなんて。
さっきまでホソク先輩にどきどきしていた筈なのに、一瞬でジミンに視線を奪わされるなんて。なんだか自分が凄く尻軽な女に思えて恥ずかしくなってしまった。
「A？どうした？」
「え、あ……わたしも、暑いなーって……だからジミンはもっと大変だよね」
なんて誤魔化すように、慌てて話を合わせる。
「大丈夫だよ。踊ってる時は夢中になってるから暑いとか感じないし。それよりも楽しいとか、気分がいいとかそういう気持ち」
「そうなんだ。でも確かに本当にジミン活き活きとしてた」
「ありがとう！僕だけじゃなくて、先輩達もみんな格好良かったでしょ？」
「うん、集まるとまた圧倒されるね」
「でも俺ジミンばっかり見てた！本当に凄かった」
ひとしきりジミンのことを2人で褒めまくって。最初は恥ずかしそうにしていたジミンだけれど、だんだんもっともっとって欲しがってきて、それに3人で笑い合った。
「あ……」
ふと顔を上げれば、夏休み振りに見る顔を見かけた。テテに声を掛けようかと思ったけれど、まだジミンと盛り上がってたから何も言わずにその場を離れた。
「ナムオッパ！！」
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藍(プロフ) - ハクさん» 漸く、ジョングク登場です！お待たせしました。本当にこんな青春が転がってればいいんですが…願望詰め込みまくりなので、一緒にお楽しみ頂ければと思います (2020年7月12日 1時) (
レス) id: 7c0b28e720 (このIDを非表示/違反報告)
ハク(プロフ) - とうとうダークホース、ジョングク氏が…(о´∀`о)こんな高校生活を送りたかったなぁ…と思いつつ、楽しく読ませてもらってます！ (2020年7月7日 22時) (レス) id: 389cfa35f8 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - ぷにさん» はじめまして。嬉しいお言葉ありがとうございます！なかなかお話進みませんが、ゆっくり更新頑張っていきますのでよろしくお願いしますね (2020年7月1日 0時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
ぷに(プロフ) - はじめまして、こちらのお話しとてもすきでいつも楽しみにしてます(●´▽`●)これからも更新頑張ってください！ (2020年6月27日 16時) (レス) id: ebba50b01d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍
| 作成日時：2020年6月16日 20時
