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「あ、テミン先輩！」
「やっほ〜本当に来てくれたんだ」
「めちゃくちゃ可愛いです！」
「ありがとう」
うちのクラスの巨大迷路やテテのクラスのお化け屋敷と違って、カフェだから回転率は悪くて。なかなか中に入れなくてやきもきしていた。
でもあまりの人気に制限時間を設けているみたいで、なんとか案内されれば、可愛らしい格好をしたテミン先輩がいた。
「ユンギヒョンはどこにいるの〜？」
「今他のテーブル対応してるから後で来させてあげる。メニューもう限られてあんまり選べないんだ、ごめんね」
「すっごい人気ですもんね。売上1位取れるんじゃないですか？」
「ここまでやったからそうだといいんだけどね〜じゃあご主人様ごゆっくり〜」
のりのりなテミン先輩に笑ってしまう。後で写真撮って貰おうかな。
「ねぇこの萌え萌えじゃんけんヒョンにやってもらいたい！」
「何それ！え、猫耳つけて記念撮影とかあるよ。ユンギ先輩猫耳似合いそうじゃない？」
「ここまでやるなんて本格的〜そして結構お金取られる」
「確かに。これは売上1位狙いにきてるよね」
「えーどっちお願いする？俺そんなにお金ないよ」
「わたしも今日そんなに持ってきてない」
2人でさんざん悩んで、お腹は空いていたけど飲み物だけにして萌え萌えじゃんけんと猫耳記念撮影をお願いすることにした。
それを注文取りに来てくれたテミン先輩に伝えたらめっちゃ笑われたけど。
「俺とはやらなくていいー？」
「写真だけ撮らせてはくれませんか？」
「写真も本当はお金撮るんだけど」
「え！」
「悪用されたら困るからね。でも君達2人は知り合いだから、特別にタダね」
なんだか本当にメイド・執事喫茶に来たみたいだ。本格的すぎる。
でも綺麗な先輩の男装姿とかが変なところで出回るのもかわいそうだし、そういうのは徹底してるんだな〜
「お待たせしまし、た……」
「わーヒョン可愛い！！」
「ゆ、ゆんぎせんぱい……やっぱりわたしよりかわいい……」
「おまえら……」
「いひひ、来ちゃった」
頼んだ飲み物を運んできてくれたユンギ先輩はわたし達に気付いて固まった。
テミン先輩は茶髪ロングヘアのウィッグつけていたけれど、ユンギ先輩は黒髪ショートヘアであんまりロリロリしていない落ち着いたメイド服を着ていた。
でもそれがまたユンギ先輩の綺麗な顔に似合っていて。女のわたしでも負けたって思った。肌が白いし、細いし、悔しい。
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藍(プロフ) - ハクさん» 漸く、ジョングク登場です！お待たせしました。本当にこんな青春が転がってればいいんですが…願望詰め込みまくりなので、一緒にお楽しみ頂ければと思います (2020年7月12日 1時) (
レス) id: 7c0b28e720 (このIDを非表示/違反報告)
ハク(プロフ) - とうとうダークホース、ジョングク氏が…(о´∀`о)こんな高校生活を送りたかったなぁ…と思いつつ、楽しく読ませてもらってます！ (2020年7月7日 22時) (レス) id: 389cfa35f8 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - ぷにさん» はじめまして。嬉しいお言葉ありがとうございます！なかなかお話進みませんが、ゆっくり更新頑張っていきますのでよろしくお願いしますね (2020年7月1日 0時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
ぷに(プロフ) - はじめまして、こちらのお話しとてもすきでいつも楽しみにしてます(●´▽`●)これからも更新頑張ってください！ (2020年6月27日 16時) (レス) id: ebba50b01d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍
| 作成日時：2020年6月16日 20時
