・-・-・-・-・ ページ46
.
「だから絶対に教えてくれなかったんだ!」
「え、絶対に行く。ユンギ先輩のメイド姿見たい!」
「ヒョン、意外と似合いそうじゃない?」
テテと2人できゃーきゃー盛り上がる。ユンギ先輩のメイド姿は絶対にカメラに納めないと!怒られるかもしれないけど、それは譲れない。
「わーすごい盛り上がり」
「でも絶対に楽しそうですよね」
「女の先輩達の執事姿も格好いいと思います」
わたし達の盛り上がりを余所にジミンとソアは静かに盛り上がっていた。いや、でもこれはテンション上がらずにはいられない。
「え、俺も行く〜テミニヒョンが出てる時間教えてね」
「おけーユンギと同じ時間にしてもらおうかな」
「ナイスです!」
テミン先輩の粋な図らいに拍手を送った。
**
「A何食べてるの?」
「焼きリンゴだよ。さっきゴミ捨てに行った時に奥のテーブルの人に貰ったの。テテもいる?」
「食べる」
時間が経つに連れてみんな席を移動したりしと自由になってきた。
そしてもうバーベキューとういう概念を超えて、焼けるものは何でも焼いて好き勝手に食べたいものを作っていた。
その中で美味しい匂いをさせているテーブルに引き寄せられてしまって。食べる?という優しい言葉に甘えて焼きリンゴを頂いたのだ。焼いて甘くなってるうえに蜂蜜もかかっていてとても美味しい。
「うま〜っ!」
「ね!みんないろいろ考えていろんなもの作ってる」
気付けばジミンは他の先輩達のテーブルに行ってしまって。スアも知り合いを見つけたみたいでその人と楽しそうに話している。
わたしはこのメンバー以外は知り合いいなかったし、まあ見たことある同級生とか居なくはないけどわざわざ声かけるほどの関係性ではなかった。
「あ、君めっちゃイケメンじゃーん」
「へ?」
「1年生?見たことないからダンス部ではないのかな」
「あ、はい。1年です。友達に誘われて」
「こんな1年生いるなんて知らなかったな〜名前は?」
わたしとテテの間に入ってきたのは多分、先輩。派手な格好で、遠慮なくぐいぐいくるのはちょっと苦手だ。
でもテテはあんまり気になっていないみたいで、笑顔で受け答えしている。誰とでもすぐに仲良くなれるし、物怖じしない性格なのはいいことだけれど。
受け入れるの早過ぎない?わたしと話してたのに、普通に間に入ってきたんだよ?
なんて思ってもしょうがないんだけど。
.
700人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
藍(プロフ) - ringo3さん» お返事遅くなってしまってごめんなさい!まだまだ終わりが見えないお話なので、そう言って下さってほっとしてます。当分終わりませんのでお付き合い下さいませ。そしてユンギ先輩のメイド姿のお話まできました〜可愛いく仕上がってるといいのですが! (2020年6月25日 3時) (レス) id: 7c0b28e720 (このIDを非表示/違反報告)
ringo3(プロフ) - はじめまして!いつも更新楽しみにしています!めっちゃなっがーいお話読み応えあって大好きです!w最近特にゆんぎがかわいくてしょうがなくてwwwゆんぎのメイド姿に期待してますね〜! (2020年6月20日 22時) (レス) id: 0915cfb15f (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - みきさん» あっという間の100話でした。ユンギ先輩のメイド話はしっかりと書きますので!!笑 次回からは学祭のお話がメインになりますので、お楽しみ下さいませ! (2020年6月16日 20時) (レス) id: 7c0b28e720 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - bonbonsさん» ナムさんが推しだったのですね〜お待たせ致しました!みんな素敵ですか?嬉しいです。彼らと過ごしたい理想の青春を詰め込んだお話になっておりますので、そう仰ってくれるのが本当に嬉しいです。これからもきらきら輝く彼らをお届けできたらと思います!! (2020年6月16日 20時) (レス) id: 7c0b28e720 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - 100話お疲れ様でした!ユンギのメイドなんて絶対可愛いですよね!このお話も読めるのかなぁと思うと楽しみです! (2020年6月15日 5時) (レス) id: 9241d89c9e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:藍 | 作成日時:2020年5月30日 15時