救ってください。 (ページ4)

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太陽みたいなページ4

ジ「あぁテヒョン」

そっから分からなかった

全部韓国語で日本人の私には何を言ってるのか

さっぱりだった

母「あの子はねアイドルなのよ？」

「そうなんだ」

特に人にはまることも無かったし

なんせ韓国のアイドル

もっと知らない

TH「コンニチハキムテヒョンデス。」

ほんとに片言の日本語で

知ってる言葉で精一杯喋ってる感じ

笑うと口の形が四角くなった

「ぁ、西条 Aです」

無愛想に挨拶をしたから

相手も真顔

母「ま、まぁちょっと話してみて？」

ジ「そうだな」

いや、話すも何も韓国語無理だし

向こうも日本語無理じゃん

どうやって話すわけ

そんな思いも気にしずに

テヒョンさんが手を引っ張って

走った

「はぁはぁ... どこ ...行くの？」

TH「ア、ミアネ ...ケンチャナ？」

多分ちょっと走っただけで息切れした

私を心配しているのだろう

「だ、大丈夫」

日本語で言っても通じないだろうけど

TH「ぼ、ぼくアイドルしてるの」

「うん」

TH「ダンス見てホシイ！」

指で小さく丸をつくった

それを見て嬉しそうに

音楽をかけ始めた

i need you girl

ねぇ君は独りいつも身勝手で

i need you girl

ねぇ僕は独り君に惹かれてく

i need you girl

眩しそうで

i need you girl

凍えそうで

i need you girl
i need you girl
i need you girl

なんだろうこの曲すごく好き

落ち着いてる音程でどこか自分と似てるような

TH「ドウデシタ？」

「凄かったですこの曲好きです」

TH「ありがとうこじゃいます！！！」

ごじゃいます...

そろそろ体しんどいな...

「あの」

TH「？」

あ、通じないんだ...どうしよう

翻訳アプリ入れた方が早いか

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ママのところに戻ります

엄마의 곳으로 돌아갑니다
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TH「あっ」ｺｸｺｸ

分かってくれたみたいだし

これから翻訳アプリも必要になるし消さずにおいとこう

とりあえずママのところいこう