救ってください。 (ページ2)

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ある日突然ページ2

中学 1年生からずーっと

この部屋にいる

必要最低限しか出ない

3年間外には出てないため

歩くのも辛くなってきた

今もこれからも

変わらないと思ってた。

変えられないと思ってた。

だけど

母「入るね？

A、あのねママ再婚したいんだ」

突然そう言われた

ママには沢山迷惑かけてるし

別に反対する理由なんてなかった

「いいんじゃない

私は反対しないよ」

母「ありがとう

じゃあ用意してお昼頃には向こうに挨拶に行きたいの」

外に出る

そういう事だ

「うん...」

母「じゃあ待ってるね」

そう言って出て行った

ずっと部屋にいるため持ってる服は

昔のばかり

それさえもぶかぶかになっていた

「だいぶ痩せたんだな

でもきれない事はないしいっか」

ズボンはさすがに落ちてくるからベルトをつけた

あぁ憂鬱だな

数10分後

用意が終わり

母の所に行った

「終わったよ」

母「あ、うん

じゃぁ行こっか荷物もつわね」

「ありがとう」

久しぶりの外だ

ちょうど暑い時期で

部屋にいた私には少しきつい

母「あぁごめんなさい

いま開けるね」

筋肉がないため

車のドアが開けにくいのをみた

母が駆け寄って開けてくれた

ここまで衰えていくんだな

「少しは動かなきゃ」

母「ん？なんか言った？」

「なんでもないよ」

母「そうシートベルト締めれる？」

「うん」

母「じぁしゅぱーつ！」

無理矢理テンションを上げようとしてくれてる

それが嬉しかったり悲しかった。

しばらくしてあるところに着いた

空港だ

「なんで空港？」

母「飛行機に乗るからよ」

「外国の人なの？」

母「そうよでも素敵な人でね日本語を話せるから安心してね」

「うん...」

外国の人か

心配だな

外に出るのでさえ憂鬱なのに外国なんて...