レッテル女。【SG】

レッテル 03 ページ3

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YG side




ナムジュナの腕を掴んだまま

すたすたと会談の部屋を出た。




NJ「あの…」

「本当に困るよね！こういうの！」

JH「へ…？」




出たと思いきや、思いっきり振り返って

頬を膨らませながらまた文句を垂らす。




「私達は何にもしてないのに！若い子達は仲良くしようとしてるのに、あんなオジサン達が邪魔するの…酷いと思わない？」

TH「え…あ、えっと…」




あまりの早口に、少し聞き取れなかったけど

ナムジュナの通訳でなんとか理解した。





「防弾少年団さんのマネージャーは？」

NJ「あ…話し合いが終わる時間に迎えに…」

「じゃあまだいないのか。…よし、タクシーだ！」

NJ「え！？」

「お腹空いたの！行こ！」




…マジでなんなの？


今度は俺の腕を掴んでスタスタと進む。




建物を出た所に待ち構えていたのは

日本と韓国のみならず、沢山の国の記者。





ー「会談はどうなりましたか？！」


ー「まだ終了時間ではありませんよね！？」


ー「なぜ日韓の国民代表が一緒に！？」





フラッシュと騒音に頭が痛くなる。


なんて応えようか…そう思った時




「これから日韓交流でーす！サムギョプサル食べます！カムサハムニダー！」




JN「ﾌﾟｯ…」

JM「んはっ」




めっちゃ笑顔でそう応えるから

記者もメンバーも…笑ってた。



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