プール開きなんです 3 ページ8
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ナムジュン「はあ、あんまり心配かけさせないでよ」
ため息混じりに発された言葉に一瞬戸惑った。
A「心配かけさせてごめんね。だからナムジュン、呆れないで」
ナムジュン「ヌナ…」
ふわっとナムジュンの匂いが漂う
私、抱きしめられてる?
ナムジュン「心配でずっと探してた。けど見つからなくて不安で。俺こそごめん。早く見つけられたらこんな怖い思いさせずに済んだのに」
A「怖かった、初めてでどうすればいいのか分からなくて…見つけてくれてありがとう」
ぎゅっと抱きしめてくれるナムジュンの背中に腕を軽く回すと少しだけ心が落ち着いた。
ナムジュン「よかった、Aヌナに怪我がなくて」
A「うん、ありがとう。これからは気をつけるね」
ナムジュン「今度は何かある前に俺が助けに行くから」
ユンギ「お前らどこ行ってたんだよ!」
A「ごめん、ちょっと迷子になってた」
ユンギ「迷子って歳かよ、全く!」
ユンギの憎まれ口を聞きながらもさっきのナムジュンの「俺が助けに行くから」という言葉が私の頭の中でループしていた
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作者名:でで | 作成日時:2014年12月28日 18時