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ユンギの提案です ページ3
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部屋に戻ると、ユンギは私のベッドを独占していた。
仕方なくベッドに寄りかかるように私は床に座る。
A「で、何しに来たの」
ユンギ「それなんだけどさ、夏休み暇だろ？どっか出掛けようぜ」
A「…誰と？」
ユンギ「俺ら」
A「どこで？」
ユンギ「それを今決めるんだろ〜！」
A「はあ？」
突然やって来て突然そんな事言い出すなんて！
ここで話さなくたって出来たことじゃん！
ユンギ「みんなは賛成だよな？」
ユンギがそう言えば、みんながそれぞれ頷く。
ユンギ「ほら。よし、どこ行くか！」
と言いながら私の髪を弄り出すユンギ。
いつもの癖が始まったか、と思いながらもされるがまま。
ユンギ「俺、海とプール行きたい！」
ヘジョン「私、花火〜！」
まあ、夏といえばそれくらいだよね。
ナムジュン「夏休みはまだ始まったばかりだから、全部回ろう！」
ホソク「やべえ、楽しくなりそう！」
私はみんなが話してる事を一人眺めていた。
やっと、みんなが帰った。
玄関まで見送る時、ナムジュンがこっちに戻ってきて何か言いたげに私を見ていた。
A「どうかした？」
ナムジュン「夏休み、楽しもうな」
A「そうだね、笑」
ナムジュン「ヌナと一緒だから楽しくなりそう」
ニコッと笑って、彼は逃げるように帰って行った。
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作者名：でで | 作成日時：2014年12月28日 18時
