別れてください。

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「おはよう〜、」

『おはよう、ってどうしたの！』



起きてきたグクは顔が明らかに赤くて、喋り方もいつも以上にふわふわしている。

真っ直ぐ立てないのかフラフラしている。


聞くまでもなかったが、完全に熱がある。



『大丈夫？そこ座ってて！』


とりあえずソファに座らせて熱を測る。




機械音がなり、確認するとやはり熱があった。

息も荒いジョングクのおでこはとても熱い。


「……きもちい、」


私の手を顔に付けてそう言ったグクを何とかベッドまで運ぶ。


苦しそうに息をしていたけど、直ぐに眠りについたグク。



そういえばどうして急に熱が出てたのだろう。


昨日はしゃぎすぎて流石のジョングクでも疲れたのだろうか。



そんなことを考えながら家事をしていればもうお昼に。


食欲は無いかもしれないけどとにかく食べることが大事だから、消化にいいお粥をつくる。



出来上がって部屋に持っていった時、タイミングよくグクが起きた。


『大丈夫？お粥作ったから食べて。』

蓮華でお粥を掬ってグクの口元に近づけるも、何故か口を開かない。



『…食べたくない？』


すると、ジョングクの口から絶対ありえない言葉が出てきた。









「あっち行って。」

本当のこと→←体温上昇中

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