クレジット 65 ページ15
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You side
どうしてだろう。
私が彼等の名前を呼んでいる時、
あの人達は凄く悲しそうな顔をしていた。
テヒョンとマネージャーさん?女の人は
静かに泣いていて。
あれ、私なんかしたかな…。
慌てて話を変えてたら、薬が効いたのか眠気が襲ってきた。
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夢を見た。
優しい声、優しい匂い
顔は見えないんだけど
なんだか安心する、ふわっとした
そんな人が私に近づいてきて。
ーー「さようなら」
「待って…ッ!待ってよ!」
そう告げて、
静かに背を向けて去っていく。
パパでもない、じぃじでもない、
「あなたは……誰?」
何も答えてくれずに消えたその人は
私にとってなんだったんだろう。
そこから私は1人で歩いた。
私自身でも分からないのに
きっとその人を探すために…歩いたの。
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目を覚ました私は泣いていて
誰もいない病室で
夢の彼を恋しいと思った。
「ただの夢じゃない。なんで泣いてるの私……」
そう、ただの夢。
SB「お嬢様、そんなに泣かれてどうなさいましたか!?」
いつの間にか戻ってきたじぃじが慌てて駆け寄ってくる。
「夢を見たの…誰かが行ってしまう夢…」
じぃじは悲しそうに笑った。
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リンリン - 途中で泣きました。語彙力がなく上手く表現出来ませんが本当に泣きました。 これからも更新がんばってください。 (2021年5月5日 23時) (レス) id: 43f9d3f098 (このIDを非表示/違反報告)
あおくらのすけ(プロフ) - 読むたびに胸が苦しくなります。それほど感情移入ができる素敵な作品です。こんなに素敵な作品を作ってくださりありがとうございます。これからも無理せず更新し続けていってください!! (2021年3月21日 0時) (レス) id: 36c40ea1de (このIDを非表示/違反報告)
白兎(プロフ) - NamuMinさんの作品本当に大好きで全て拝見させていただいてるのですが、特にこの小説が好きでもう何回も最初から読み直してます!!続きとても気になります!更新ワクワクしながら待ってます! (2021年3月20日 22時) (レス) id: 3e94881ea1 (このIDを非表示/違反報告)
NamuMin(プロフ) - あんこさん» コメントありがとうございます!とても嬉しいです(><)これからも頑張ります♪コメント励みになります、本当にありがとうございます! (2021年3月18日 1時) (レス) id: 38ab57de55 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ - あぁぁぁ!!好きです!なんか少し寂しいような儚いような。。。とてもすきです (2021年3月15日 19時) (レス) id: f5f0caaf1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:NamuMin | 作成日時:2021年3月2日 17時