お嫁さん 168 ページ18
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JM side
「ジミンオッパ…笑って…」
ジョングガの背中に頬をつけたまま
大きな瞳を潤ませてそう言ったA。
俺…そんな怖い顔してたかな。
JM「ん。怒ってないよ」
「よかった…」
まぁジョシュア君の言葉は
少し…いや、かなり胸が痛かったけど。
全部俺が悪いんだから仕方ない。
「ジミンオッパは力持ちなの?」
JM「んー、どうかな。ダンスもしてるから体力はあるだろうけど、ジョングギには負けるよ。笑」
「ふーん、そっか…。」
JM「どうして?」
「ジミンオッパの背中、懐かしいなーって…」
練習室に来る度に
俺の背中に飛びついてきたあの頃。
JM「…おいで」
「え?」
JM「Aをおぶるのなんか、余裕だよ?俺だって」
JK「…ふっ。A、タクシー来るまでジミニヒョンのところ行きな」
珍しくジョングガが譲ってくれた。
ジョングガの横にたって少し前かがみになると
ふわっとした香りと共に背中に重みが掛かる。
「へへ、懐かしいね」
JM「そうだね」
俺の頬に微かに触れる長い髪も
今は全てが愛おしい。
“「ジミンくん!好き!」”
その言葉は
まだ聞けていないけど。
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kiki - すごくキュンキュンして一気に読んじゃいました。実写化してほしいくらい好きな作品です。アフターストーリーもっともっと読みたいです。しばらく余韻から抜け出せなさそうです。 (2021年2月12日 23時) (レス) id: cbb83e9a02 (このIDを非表示/違反報告)
NamuMin(プロフ) - aqamariasexyさん» コメントありがとうございます(^^)気に入っていただけて光栄です。こちらこそよろしくお願いします♪ (2021年2月8日 23時) (レス) id: 38ab57de55 (このIDを非表示/違反報告)
aqamariasexy(プロフ) - 最高で素敵なストーリーありがとうございます。泣いたり泣いたり泣いたり、時々吹き出したり。感情がとても忙しかったですけど、もともとブラコンの私にはドンピシャの作品でしたこれからも作品を読ませていただきますのでよろしくお願いします (2021年2月8日 21時) (レス) id: cff51bda56 (このIDを非表示/違反報告)
栗ネコ(プロフ) - 何度も読み返しては、胸がギューってなったり、涙が止まりませんでした。このお話大好きです。 (2020年11月6日 16時) (レス) id: 20d5866f66 (このIDを非表示/違反報告)
ななまる - こんなに終始キュンキュンする小説初めて読みました!!あまりジミンちゃんの小説見つけることができないから見れてよかったです(⌒∇⌒)ただただ最高でした!! (2020年7月25日 17時) (レス) id: 0f03f76891 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:NamuMin | 作成日時:2019年3月19日 14時