ジミンくんのお嫁さんになる！3【JM】

お嫁さん 138 ページ38

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JK side



「ジミンくん…ｯ、はぁはぁ」



看護師さんに注射を打たれながら

妹が呼ぶのはジミニヒョンだった。




あの時、

ユンギヒョンから奪うようにして抱き上げたジミニヒョン。




まるで、俺のものだとでも言うような素振りで

強く強くAを抱きしめた。





「ジミ…く…」




あぁ、また戻ってしまった。





ジミニヒョンに恋をしていたAに。


ジミニヒョンしか見えなかったAに。


ジミニヒョンを王子様だって信じたAに。






それから少しして

Aは静かな寝息をたてた。




Ns.「もう大丈夫です。少しここでゆっくり休ませてあげてくださいね」


JK「はい。ありがとうございます…」




看護師からの言葉にほっとしたけど

まだ俺はやらなきゃいけない事がある。




部屋から廊下へ出ると

険しい表情のヒョン達がいた。


大丈夫だって伝えたら

みんな座り込むように腰を抜かしたけど…。




JM「ごめん、ジョングガ…」






ねぇ、ジミニヒョン。







JK「Aとダウン、どっちですか」







頼むから…






JK「ジミンくん…って、あいつ苦しみながらジミニヒョンの名前呼ぶんですよっ！！！！」





もうやめて…。




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