ジミンくんのお嫁さんになる！2【JM】

お嫁さん 64 ページ14

.

JM side



JN「あっ！」

TH「痛そ…」

JH「大丈夫かな…」



相手の男の子とぶつかって

倒れ込んだA。



JM「頑張れ…」



それでも立ち上がって

一生懸命走る姿が…すごく可愛かった。



ラスト10秒。




ボールを持ったのはAで、

あの子のシュートで勝ち負けが決まる。



不安げにボールとゴールネットを見て



YG「行け！」


ヒョン達が声を掛けるけど、

それでもまだあの子は躊躇(ためら)う。



このままだとファウルになる…。






JM「A！」



俺の声に反応したA、



JM「A！！出来るから！行け！」



意を決した彼女は

ゴールネット目掛けてボールを投げた。




入れ…


入れ…！！！！





ピピーッ！！！




BTS「「「やったぁぁ！！！」」」




嬉しそうに俺たちの所へ駆け寄ってきたAは



“「ジミンくん！見た！？」”









.








「オッパ！入ったー！勝ったよ！」





そう言って

ユンギヒョンに抱きついた。



Aの汗でおでこに張り付いた前髪を

そっとどかしてあげるユンギヒョンは

まるで今までの俺を見ているみたいだった。





6年間身についた俺の癖は


君が駆け寄ってくると






JM「…来るわけ…ない…か」((ﾎﾞｿｯ









両手を広げてしまうことだ。




.

お嫁さん 65→←お嫁さん 63

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す