BTS 短編 (ページ7)

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Ep.6 ページ7

昨日とは違い、心とは正反対の清々しい青空が
広がっていて心が少しだけど晴れたような気がした。

『(あなた)？』

この声は、、、

｢テテ……｣
振り返った先にいたのはテテだった。

『どうしたの。(あなた)。』
昨日のことなんて何も無いみたいに、普通に話しかけてくるテテに戸惑いを隠せなかった。

『屋上すきなの？俺は好きだよ！悲しい事とかふっとぶから！笑』
にひひと四角い笑顔で笑ってこちらを向くテテは
太陽のせいなのか、自分の想いのせいなのか
キラキラと輝いていてとても直視出来なくて。
目をそらしながら、

｢初めて来たけど、好きになりそう。｣
｢悲しくなった時は来ようかな。｣
『なんで悲しいの。』
｢え？｣『どうして悲しいの。』
｢そ、それは、『俺の昨日の話のせい？』ちょっ、テテ近いから。｣『答えてよ。俺のせいなの？』

なんでテテは泣きそうな顔してこっち向いてるんだろう。泣きたいのはこっちなのに。

『俺じゃ(あなた)のこと幸せに出来ないの？』
｢は？なにいって、｣
『俺じゃダメなの。(あなた)を幸せにするのは。』
｢だって、テテが好きなのはハニでしょ？｣
［だから言ったんだよ。やめた方がいいよって］
｢え、ハニ？｣
『だって、ハニちゃんなら妬いてくれるかなって』
｢は？｣
『だーかーらー！この鈍感！』

『俺は、(あなた)の事が好きなの！』

｢え？はぁぁあああ？｣